第2期あとりえスタッフ募集!2025年9月~
健康・生活
普段の生活で使うものなどの言葉を知り、身近に感じられるようにする。
運動・感覚
素早くカードを扱う手指の操作を通じて巧緻性を高める。
認知・行動
語の連想やルール理解を通じて、認知力や判断力を強化する。
言語・コミュニケーション
他者が出した言葉を素早く理解し、自分の言葉に繋げる。
人間関係・社会性
他者との対話や交流を通じて語彙を豊かにする。
ワードバスケットきっず本体:1セット(低学年用)
ワードバスケット通常版本体:1セット(高学年用)
カード立て:人数分
点数票:1枚
※本体の外箱がゲーム中にカードを入れるための箱になります。プレイしていて小さすぎる場合は大きめの箱を準備予定。
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🔶①週目:導入・バージョン分けでの初回プレイ
目的:
各児童の語彙量や認知的理解、ルールの把握状況を確認しつつ、今後の進め方や支援の程度を見立てる週とする。
全体に向けて導入を行った後、ジュニア版/通常版に分かれてプレイを行う。
【手順】
全体進行スタッフより全体に5分程度の導入説明(しりとりゲームの面白さや違い、どんなことをするか)を行う。
各グループに分かれてプレイ開始。以下、それぞれの流れ。
【🟡ジュニア版】
場に出たカードを見て、その文字から始まる言葉をみんなで考えて発話してみる(例:「あ」→「あいす」「あくび」)。
慣れてきたら2枚のカードを出して、「"か"から始まって"い"で終わる言葉、なーんだ?」のようになぞなぞ風のしりとりを楽しむ。
2文字語(かい、くも等)もOKとし、ヒントや補助ありで実施。必要であれば50音表を提示する。
【🔵通常版】
手札はオープンにしたまま、ルールを説明しながら試しプレイ。
スペシャルカード(ワイルドカード)の説明まで行い、実際にプレイしてみる。勝敗はつけない形でもOK(時間的に1週目は厳しい)。
ルールが理解できていなさそうな児童がいれば、来週以降のグループ再編を検討する材料とする。
🔶②週目:ルール理解を深める/協力 or 競技プレイへ
目的:
遊び方やカードの種類の理解を深め、より語彙や発想力が引き出されるよう支援する。
ジュニア版は協力プレイを通じて語彙の蓄積をねらい、通常版は簡易ルールの中で競技性を導入する。
【手順】
【🟡ジュニア版】
協力プレイとして、グループで場の文字から始まる言葉を次々に挙げていく。
出てきた言葉を**記録(書き取りや録音)**できると望ましい。
【🔵通常版】
初参加の児童には再度ルールを説明。
練習プレイ(手札3枚などで時短型)を1回実施。
認知的にいけそうな場合には「これは練習」と伝えた上で、本番形式(勝敗あり)でプレイを行う(1〜2回戦が目安)。
GM役を子どもに任せても良い。
🔶③週目:個人プレイの導入と順位づけ
目的:
それぞれの理解度に応じて、より本格的な「個人プレイ」や「順位づけ」を導入し、自分の語彙力や発想を試せる場をつくる。
【手順】
【🟡ジュニア版】
協力プレイが難しくなくなってきた児童については、個人プレイへの移行を試みる。難しい場合は場に置くカードを増やすなどレベルアップして協力プレイ続行。
認知的に難しい児童には支援者が横についてプレイをサポートする。
勝ち負け以外にも、「がんばって思いついた言葉」「一番長かった単語」などを評価ポイントとしてピックアップする。
【🔵通常版】
子ども同士での本格プレイを実施(2回戦が目安)。
指導者は審判役・GM(ゲームマスター)として、ルール違反の有無、順位の記録、進行の補助を担う。
GM役を子ども自身に任せても良い。
🔶④週目:仕上げの週・語彙の振り返りも含めて
目的:
ゲームを通して蓄積してきた語彙や言葉の感覚を振り返り、共有することで言語体験を深める。
可能であれば、通常版では支援者も一緒にプレイすることで、挑戦的な学びを促す。
【手順】
【🟡ジュニア版】
原則として個人プレイを行う。認知的に難しい児童のみ、援助付き。
勝敗だけでなく、「一番長かった単語」「言えなかったけど思い浮かんでいた言葉」なども共有する時間を設ける。
「こんな言葉もあるよ」と指導者側からも語彙の追加提示があるとよい。
1か月で出た言葉を、ひらがなカードを見ながら思いだして復習しても良い。
【🔵通常版】
時間・人員に余裕があれば、支援者やボランティアが加わって本気でプレイする。
スピード、判断、語彙力などを総合的に働かせる場として、「実力勝負の場」として楽しむ。
🟡月曜チーム
🟡火曜チーム
🟡水曜チーム
🟡木曜チーム
🟡金曜チーム