特別支援教育コース

縁を紡ぐ

大学院に入学すると決意し、そこからの三年間は一瞬でした。人生で初めての雪国での生活に不安がなかったわけではありません。でもこの三年間を有意義な時間として過ごすことができたのは、素晴らしい先生方や仲間と出会いでした。

 ゼロ免で入学した私は、右も左もわからず、そんな時に行く場所は決まって院生室でした。院生室は、先輩や後輩など人と人とのつながりを感じることができる場所であり、修了生の歩みが詰まっている場所でした。履修や研究についてだけでなく、雪国での過ごし方についてなど、特別支援教育領域に所属したからこそ体験できる時間を過ごすことができました。

 新型コロナウイルスなど、人生はきっと予想しない出来事の連続です。そのような状況に直面した時こそが、仲間とのつながりをより強くするのかもしれません。志を同じく、共に切磋琢磨しながら挑戦し続ける仲間に刺激をもらい、心から信頼できる先生とも出会うことができました。この縁を大切にし、歩み続けたいと思います。