追究することで得た学び，故の価値

　院生室では貴重な経験を得ると共に，実現させたいことを追究できました。

　院生１年目はゼミ生の理想の教育像や，先輩方の研究の紹介から始まりました。温かくも緊張感のある雰囲気と研究内容から，私は院生生活の始まりを実感しました。その後は，学校実習にかかる議論を深めるなど，先輩方と苦楽を共にしました。

　２年目では自分の研究を進めていくとともに，メリハリある会話を心がけていきました。その甲斐もあってか，ゼミでは議論が深まり，課題発見と改善につなげることができました。こうした追究の中で，各ゼミ生は学びを深め，その価値を見い出していきました。

　最後に，後輩の皆様へ。残りの大学院生活，やることが多く，一人では辛くなる時もあります。そんな時は周りと会話することを心がけてください。私はこの２年間の中で，多くの人との会話の中でヒントを得たり助けてもらったりしました。会話するだけでも，気が楽になることもありますので，これからの院生生活に生かしてください。