新たな学びの機会をいただいた二年間

 

 私は、新潟県の現職派遣で修士課程の理科コースに入学し、二年間学ばせていただきました。理科教育の専門性を高める上で、多くの体験と新たな学びの機会がありました。

 CST養成プログラムを受講し、自然観察における知識や技能、小・中学校の理科や高等学校の物理・化学・生物の系統性を踏まえた学習内容の指導法、異校種での授業実践等、ものや人に接しながら、理科教育のプロとしての力を身に付けることができました。

 山田貴之准教授のもと、「見通しをもって観察、実験を行う」力を育成するために、研究者の視点に立ってどのように考え、どのように実践するかを学ばせていただきました。エビデンスの重要性や論の組み立て方等、先駆者の研究から知見を広め、自身の研究や授業を改善・向上させることで、理科教育の専門性を高めることができました。

 この二年間で学んだことを生かし、学校現場に戻ってからも、理科教育のプロとして頑張ります。