吉住 寿洋 (ヨシズミ トシヒロ)
福岡県出身。専門はグラフ理論、ファジィ理論をベースとした数理情報、知能情報。
グラフ理論とファジィ理論をベースとして、AIやIoT技術を取り入れ、問題のモデル化、分析手法の開発、情報の可視化などの研究を行っています。現在は、人間関係などの社会ネットワークを中心とした様々な分野のデータ解析手法や解析システムについて研究を行っています。
AI技術を活用した社会ネットワークの解析と未来の予測
“構造”を読む力(データを多面的に理解)
“問い”をつくる力(研究の核となる思考力)
“伝える力”(プレゼン・レポート・議論)
ソーシャルメディアの普及、オンラインコミュニティの拡大、デジタルプラットフォームの進化に伴い、社会ネットワークは急速に複雑化しています。このようなネットワークの中での情報の流れや、人々の行動パターンを理解し、未来の動向を予測することは、ビジネス、政策、教育、メディアなど様々な分野において重要な価値を持っています。AI技術の進展により、これまで困難だった大規模なデータ解析や予測モデルの構築が現実のものとなり、社会ネットワークの理解が一段と深まると期待されています。そこで本研究会では、AIや社会ネットワークに関する基本的な知識、スキルを習得し、それらを駆使して社会ネットワークの未来を予測ができるAI人材になれるよう進めていきます。
・研究会A1〜A2
AI技術の活用に必要となる基礎的な知識の学習およびプログラミング言語を用いて簡単なプログラム作成をします。
・研究会A3〜
解析・予測の対象とするテーマを選定し、関連研究の調査や実現に向けた試作プログラムの作成をしていきます。
・研究会A5〜
社会ネットワークを解析、予測するシステムの作成を行い、最終成果物についての国内外の学会発表や卒業論文の執筆を行います。
・遅刻・欠席をしないこと
・課題などの期限をきちんと守ること
・基本は学内の決められた曜日・時限での活動ですが、必要に応じて学会発表など学外での活動などを行うこともあります