石川 光晴 (イシカワ ミツハル)
本学では、民法、民事訴訟法、企業再生法(倒産処理法)を担当しています。専門分野は、民事訴訟法(判決手続、民事執行法(強制執行手続)、民事保全法(暫定的な権利の救済方法))および倒産処理法です。主な研究テーマは、EU構成国(とくにドイツ)とわが国における国際民事訴訟及び国際倒産処理手続です(近時はオーストリアも研究対象としています。)。近時は、多数当事者訴訟の研究もしております。
学生時代は、中学、高校とサッカー部に所属していました。大学生時代はアルペンスキーの大会にも出場しましたし、バンドを組んでいたのでギターやベースも大好きです(現在軽音楽部の顧問でもあります。)。
性格は、法律学の教員らしく、やや理屈(屁理屈ともいう)的であったりしますが、理不尽なことを言ったりすることはないと思います。学生指導は、学生の皆さんの将来を第一に考えて行いますので、講義中、ときには熱くなる(暑苦しくならないよう気をつけます)こともあるかもしれませんが、皆さんが卒業するときに石川ゼミでよかったと思える
ような指導ができるようにと願ってのことですので、ご容赦いただきたいと思います。
色々書きましたが、基本的にあっさりした性格なので、心配しないで履修してください。
民事手続法研究(公務員CP対応)
問題発見・解決能力、論理的思考力、文書作成能力、文献読解能力
本研究会では、実社会で必要な法律知識を修得することを最終的な到達目標とし、原則として、民事系法律科目である民法、商法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、倒産処理法についてのさまざまな問題を中心に研究する予定です。履修する学生の希望にできるだけ沿うような形で、公務員試験、各種資格試験(宅地建物取引士、行政書士、司法書士等)を目指せる内容を柔軟に取り扱おうと思います(例えば、2年生で宅建士の取得、3年生で行政書士の取得等。過去のゼミ生には資格試験は宅建士、行政書士の合格者が、公務員には警察官、消防士、自衛隊試験の合格者が、民間企業では大和ハウスや三井住友銀行に就職した学生がいます。)。また、私の研究会では、1年に1度10月前後に行われる全国の様々な大学の民事手続法のゼミが合同で行う全国民事手続法合同ゼミナールに参加する予定ですので、合同ゼミに参加してレベルアップを図りたいという学生を特に歓迎いたします(あくまで事前に与えられた課題を報告し、ディスカッションするという準備さえしていけば恐れるようなものではありません。他大学の学生と交流できる機会でもあり、大変によい勉強になります)。詳細は担当教員まで質問頂ければ、個別にお答えいたします。なお、直近では、2022年度卒業生は東京23区特別区、警察官に、2023年度卒業生は金融機関3名(銀行・信用金庫)等に就職しております。行政書士試験合格者1名及び本年度合格可能性が高い〔自己採点段階〕現役の学生がいます。
研究会なので、毎回の出席を重視いたします。まじめに指導通りに勉強していけば、卒業時には他大学と比較しても遜色ないくらいまで実力をつけることができます。逆に単位だけが欲しい方、欠席が多い方、勉強に熱心でない方はご遠慮願います。その代わり、履修してくれた学生の実力は必ず伸ばしてあげられると思います。また、強制参加ではありませんが、全国民事手続法合同ゼミナールは、毎年開催校が変わりますので、参加する場合はやむなく交通費及び旅費がかかりますので、その点も予めご了承下さい(1年毎月5000円程度貯金すれば問題なく行けます。参加の有無は毎年6月くらいに話し合って決めます。2025年度は京都産業大学で開催する予定です。過去はすべて大学から補助を頂いて学生の負担を極力軽減できました。)。とにかく実力をつけて卒業後にやりがいのある仕事や面白い仕事がしたい学生(銀行、証券、保険等金融機関系含む)、公務員、法律系の資格を取得したい学生の参加をお待ちしております。また、本ゼミナールは公務員CP(チャレンジプログラム)対応ゼミナールとなっております。特に東京都庁、東京23区特別区、地方公務員上級等を目指す方は、受験科目にも対応しています。