岩月 基洋 (イワツキ モトヒロ)
こんにちは。岩月基洋です。
嘉悦大学ではこれまでSA/TA制度の立ち上げに関わったり、有志の学生と一緒に多摩六都科学館との協働プロジェクトでワークショップ運営を行ったり、小平市内をはじめいくつかの地域で様々な活動をしてきました。そのうちの一つとして「こだマルシェ」という地域の食を集めた販売促進イベントを学生発で企画運営してきました。東日本大震災の被災地支援を目的にスタートしましたが、関係した自治体や団体にご協力を頂きながら地域の隠れた名産を通じたPRを行うために開催を重ね、10年以上続くイベントになりました。最近は学園祭での開催のみになっていますが、継続は力なりをモットーにこれからも活動していきたいと考えています。
専門はスポーツマネジメント、スポーツ政策、スポーツまちづくり、地域政策、コミュニティマネジメントです。
コミュニティマーケティング、地方創生、地域活性化
(自発的に関わり、最大限の努力をして取り組んだ場合)
・前に踏み出す力として「主体性」や「実行力」が身につく可能性があります。
・またチームで動く力として、プレゼンや報告資料のまとめを通じて「発信力」や必要な情報を集め整理することにより「状況把握力」が身につく可能性があります。
理論と実践を通じて「作り方を作る」のがこの研究会になります。何かを調査したり、企画を行う際に「型」(ノウハウやマニュアルよりも汎用性をもったもの)を意識して、単なる知識ではない実践に紐付く方法論を一緒に作っていきたいと思っています。ですので、チームでの動き方、研究会の運営、発表の仕方、調査の方法など、自分たちでやりながら作り上げていくことになります。
研究会の中心テーマは「地域活性化」です。地方創生ということが言われて久しいですが、実際に地方の現場を訪れて一緒に課題解決の方法を探求したいと思います。その中には食であったりスポーツや教育、アートなど「地域×○○」の○○を各個人がテーマを持つことでプロジェクトを運営していくことを考えています。
そのためには地域やコミュニティへの理解が不可欠です。提携企業((一財)地域活性化センター)や連携組織と協働して行うプログラム(研修)を始めとした実践活動とコミュニティマネジメントやマーケティングに関する本の輪読を通して理論を身につけることを目的とします。
(連携企業との研修プログラムがあるのが他の「地域活性化」をテーマとした研究会との違いかもしれません。)
当たり前のことですが「研究会」ですので、通常の授業とは違い、自分たちでテーマをもって調査研究、実践を進めていくことになります。
大前提として研究会に参加し主体的に取り組むことと、とにかく研究会の活動を優先するように調整してほしいです。
(※ 学生というより、大人として扱いますので社会人としてのマナー・ふるまいを要求します。もちろん欠席、遅刻が多い場合は活動参加を参加をお断りさせてもらいます。)
全員一緒に、水曜日にほぼ一日かけて研究会を行います。研究会Aでも授業時間以外に作業に取り組んでもらいます。また研究会Bでは(一財)地域活性化センターと連携したプログラムへの参加、地方での現地研修への参加など、より多くの時間を費やしてもらうことになります。
まとめとして、全国どこかの地域を訪れフィールドワーク調査を実施し、調査および何かしらの実践活動の成果発表を行います。これまで鳥取県、三重県四日市市、秋田県由利本荘市、宮崎県、福井県、山梨県などで現地視察研修を実施してきました。そのあたりは先輩に様子を聞くなどしてもらえるといいと思います。(※ ただし外部の方と接する機会が多いことを踏まえて、必ずしも全員が参加できるわけではありません。)
また内容は予定ですので、よく変わることがありますので記載の限りではありません。2025年度は下北沢で行われた民間によるアート&ミュージックイベントの屋外マルシェの企画運営を行いました。できる限り皆さんと一緒に内容を検討していきたいと思います。質問がある人は先輩にアポを取って話をしてもいいですし、研究会に参加してくれてもいいです。またオフィスアワーを活用して、研究室に来て頂いても構いません。