飯野 幸江 (イイノ ユキエ)
武蔵野市に生まれ、西東京市(旧保谷市)で育ちました。北海道の短大で教えていた10年間を除き、ずっと西東京市に住み続けています。そのため田無駅やひばりヶ丘駅周辺で学生にしばしば目撃されているようですが、その際には遠くから見ていないで声をかけてくれると嬉しいです。
大学2年の時に会計学のゼミナールに所属してから、会計学一筋で研究してきました。専門は日本会計史で、江戸時代からの三井の会計を中心に、古文書と格闘しながら研究しています。会計情報を見て分析するのが大好きで、この面白さを多くの皆さんに伝えていきたいと思っています。
会計学研究
会計学は積み重ねが重要な学問です。本研究会の最終的な目的は「会計学を究める」ことです。そのために以下のプロセスを経て学習を積み重ねていきます。
◆研究会A1・2
会計学研究の第1歩として、会計学の基本的な文献を輪読します。これによって会計学の基本的な考え方(基本理論)と基礎知識を身に付けてもらいます。
◆研究会A3・4
会計学への理解を深めるために、研究生それぞれに特定の企業の財務諸表を選んでもらい、その内容を検討していきます。これによって財務諸表から企業の経営状態を読み取る力を養うとともに、実在する企業の財務諸表に触れることで、「活きた会計学」を学んでいきます。
◆研究会A5・6
4年間の学生生活の集大成として卒業論文の執筆に取り組んでもらいます。卒業論文は4年間の学びを具現化したものです。卒業する時に、「このテーマに関する知識だけは誰にも負けない」と胸を張って言えるようなものを作り上げていきます。
本研究会では研究会への取組姿勢を重視します。研究会への取組姿勢とは、出席はもちろんのこと、課題への取組姿勢、提出物、授業中の質問や発言などのことです。会計学は積み重ねが重要なので、コツコツと真面目に努力できる学生に向いています。