携帯メールを使うは止めよう
携帯メールは、昔、高校生の間で流行ったポケベルみたいなものです。もっと高齢の方には電報みたいなものだと言った方が分かりやすいでしょうか。
メールが着信すると、わざわざ音や振動で教えてくれます。「メールだよ!」と声で教えてくれる携帯もありますね。
もともと携帯電話には、ポケベルの代わりにSMS(ショートメッセージ)という70文字までのメッセージを送る機能があります。
SMSは、他社の携帯電話にもメッセージを送れるので便利です。(海外では携帯メールがないので、SMSが良く使われます)
そのため、SMSは、国を問わず、2段階認証でログインコードを受信したり、不正ログインの通知にも使用されます。
携帯メールは、SMSの代わりに携帯電話同士でメールをやり取りできる、日本独自の(ガラパゴス)サービスです。
着信すると五月蝿い携帯メールのお蔭で、日本では夜や早朝にメールを控えるというような余計なマナーが増えました。
困ったことに、パソコンや会社のメールを、携帯メールに送ることができない場合が多々あります。
そのため、携帯メールではなくパソコンのメアドを教えてくださいとか、パソコンのメールを受信できるように携帯メールの設定を変えてくださいとかよく言われます。
お友達と携帯メールでやり取りする人がまだ沢山いますが、最近は変わりにLINEを使う人が増えてきました。
携帯メールは、電話会社からのお知らせを受取るくらいの役に立たないレガシー(遺産)となりつつあります。
他の人とのメッセージのやり取りにはLINEを使い、メールはいわゆるパソコンのメールを使うようにしましょう。
ここでは、みんなが利用していることや、他のツールとの連携などの汎用性の観点からGmailの利用をお勧めします。
すでに他のパソコンメールを使われている場合でも、Gmailも利用できるようにしておくとGoogleの様々なツールを利用することができて便利です。
最近は、取引相手からファイルシェアなどの認証にGoogle IDを使用するため、Gmail(もしくはG Suite)の使用を求められる場合も増えてきました。
ところで、普段使うのは止めたい携帯メールですが、例外的に、2段階認証のメールや不正ログインをメールで知らせてもらうのに使うと、着信を音や振動で教えてくれるので便利です。