パソコンは使うけど、普通のWindowsパソコンは買わないという人もいます。
例えば、ともかく強力なマシンで速く仕事をしたいということで、ゲーミングパソコンを選んだり、普段の仕事はMacを使っているといった人達です。
しかしながら、オンラインバンキングや経理などの事務処理に、案外普通のWindowsパソコンが必要になって買い足す羽目に陥りがちです。
また、最近は外出先で使うためにセカンドパソコンを買う人も増えてきました。
快適に仕事をしたければ、かなりの出費になります。セカンドパソコンだからと安いものを買ってしまうと、動作が遅くて時間がかかり、仕事が捗りません。
(参考記事)仕事で使うパソコンはどれを買えば良い?
事務処理が目的なら、新しくパソコンを買わなくても、デスクトップクラウドを利用する方法があります。
デスクトップクラウドは、サービス業者のデータセンターで動いているパソコンの画面に、手元のMacやパソコンからリモートデスクトップでアクセスして利用します。
使った感じは、パソコンをサービス業者のデータセンターに預けて、ネットワーク経由で利用するようなものです。
パソコンを買い足さなくて良いので、置き場所や電気代、空調代、保守費用、故障した時の修理、何年後家の買い替えや廃棄費用などなど、ハードウェアにまつわる煩わしさから解放されます。
パソコンを購入しないので固定資産ではなく、使用量として経費処理できますし、使った分しか費用が発生しません。
また、ファイルのアップロードやダウンロードなども、データセンターないのパソコンで行われるのでスピードが速く、手元のパソコンで行うわけではないので、外出先でもデータ通信量の心配がありません。
安いところでは、カゴヤのVPS Windows Server( https://www.kagoya.jp/windows/ )や、さくらのVPS for windows Server( https://vps.sakura.ad.jp/windows/ )、大きい所ではAmazon WorkSpaces( https://aws.amazon.com/jp/workspaces/ )で、Windows 10 デスクトップが利用できます。
実際に動いているWindowsは、Microsoft社のライセンスの関係で、パソコンで使うWindows 10 ではなく、Windows Server 2016になるため、サーバーをサポートしていないアプリは動作しない場合があります。一般的なアプリでは、まず問題はありません。
続いて、実際の使用感や、費用についてもお話していきたいと思います。
※2018年9月時点での情報です。