私は大学二年生の後期にアリゾナ州立大学へ留学したことがきっかけで、将来は様々な国と関わる仕事をしたいと思うようになりました。しかし、具体的にどの業界に進みたいかが明確ではなかったため、まずは業界を絞らずにできるだけ多くの企業の説明会に参加しました。

しかし就活が本格化して周りが次々と内定を決めていく一方で、なかなか内定をもらえず、不安に駆られ、一喜一憂する日々が続きました。それでも自分を見失わないよう、自分の軸を貫きながら就活を続けました。面接の際には自分が大学生活で何をしたのかだけではなく、その行動に至ったきっかけや、なぜ挑戦しようと思ったのかなど自分の考え方や行動の背景を伝えることで、自分のことをより知ってもらおうと心掛けました。その結果、妥協することなく本当に自分が働きたいと思った企業から内定をいただくことができました。

留学経験を就活や将来に活かすためには、留学前に具体的な目標を設定してそれに向かって行動することや、留学中だけでなくその後も得た知識や経験を活かして積極的に様々なことにチャレンジし続けることが大切だと感じています。また、就活のためにするのではなく、心から興味があることややってみたいことに挑戦することが、より自分にとっての選択肢を広げ、人生全体の可能性を広げることにつながるのではないかと思います。