目的

1. 未だに著しく侵害されている在日朝鮮人子女の民族教育の現状を打開するための資料、情報を提供すると共に

2. さしあたって民族教育の質向上のために

(1).幼児班もしくは初級1.2学年での母語(朝鮮語日常会話)の習得方途

(2).初中級での朝鮮語.日本語の二重言語教育の体系的な実施方途

(3).植民地時期の民族苦難と、この民族苦難と闘った民族良心を追体験させるための年齢別読書運動(推薦図書リスト作成と読書指導方法)の展開

(4).民族学校在学生に対する奨学制度の立ち上げ方策

これら4点について提言し、広く同胞社会の批判を乞い、民族教育の質向上運動を活性化させ、少しでも今後の民族教育の発展に寄与したい。