展示期間: 2022年3月23日~12月13日(6号館1階展示スペース3)
2022年3月23日~6月13日(図書館1階)
6号館1階展示スペース3および図書館1階で、企画展「千代田区の歴史発掘—占領下のアメリカ文化—」を開催しました。
この企画展は、千代田区が実施する「2021年度千代田学事業提案制度」の支援を受けて、外国語学部北米研究コース専攻の学生が調査した結果を中心に公開したものです。千代田区在住・在勤の方はもちろん広く一般に成果を公表する場となりました。
6号館1階展示スペース3では、今から約75年前に建てられた住宅地区に焦点をあてた研究の成果をパネルやモニターで紹介しました。第二次世界大戦直後に占領軍から本学に払い下げられ、学生寮などとして使用されていた Quonset House(かまぼこ兵舎)の写真も展示しました。
一方、図書館1階では、『占領軍調達史』の貴重資料、および1940年代後半に発行された住宅雑誌や児童書などを紹介しました。
これらは、文学部の故コンラッド・フォルテン教授が主として主宰していたカナダセンターと、外国語学部の故ドナルド・メイソン教授のアメリカ関係の図書コレクションを統合して1987年に開設された、アメリカ・カナダ研究所が所蔵するものです。同研究所の占領研究成果であるオーラルヒストリーコレクションのカセットテープも多数展示しました。