敗戦と日本のアメリカナイゼーションの実態を把握することにより、現代、そしてこれからの社会に関わってくものとして「戦後占領期の文化変容」というテーマで学内共同研究を発足した。
1997年4月1日~2000年3月31日
日本にとっても連合国側にとっても稀有な出来事であった「占領」という歴史的事実を東西文化の遭遇・融合という観点から検証する。
老齢化する占領期の目撃者たちの貴重な体験を記録にとどめ、今後の研究資料として整備する。
我が国が世界に発信できる数少ない研究分野として、海外の研究者と連携の上、占領期の未開拓研究分野を特定していく。
海外の研究機関と連絡を密にすることによって、占領期を日本側からのみならず連合国側から検討することは、既存の占領期の研究視点を拡大することが出来る。
戦後の我が国の立場のさらなる明確化と本学の立場の新たなる定義のきっかけを提供