昨年の新宿での集まりは出席出来ず残念でした。幹事の方々がアレンジして下さったにも関わらず出席出来ず、申し訳なく思って居ります。
次回は必ず出席させて頂くつもりですが、取り敢えず私の近況を書きましょう。
小生、幸か不幸か未だに勤務先の企業より首を言い渡されないのを良い事に、細々と仕事を続けて居ります。
仕事は、簡単に言えばインドの自動車部品メーカーと日本の部品メーカーとの間の婚活サービスです。
現在世界を見渡して今後自動車販売が伸びる市場は限られて居ますがその代表的な市場がインドです、何しろ10億を超える人口を抱え、多くの貧しい人たちが居るとは言え、徐々に自動車が持てる人たちが増えて来た現状から、日本の自動車メーカー各社はインドに工場進出をもくろみ、それぞれが工場を開設して居ますが、問題は部品調達です。
ご存知かか如何か分かりませんが、一台の車には2万点を超える部品が使われて居ますが、トヨタや日産を言った自動車メーカー、或いはどのメーカーもそうですが、それ等部品の70%強を下請けメーカーから調達して居ます、ですから自動車メーカーが自前で作って居る部品はボデーパネルとエンジン、トランスミッションの主要部品程度で、後は全て外注です。
問題はインドど車を作るとした場合、これ等外注部品を如何に調達するかが問題となります、勿論日本から輸出する事は可能ですが、この場合高い関税を払わねばならず、得策とは言えません、ですから何とかインドの地場の部品メーカーから調達したいのですが、世界一品質レベルの高い日本車に適合できる部品は簡単には見つかりません。
そこで、日本の自動車メーカーに売り込みたいインドの部品メーカーは、何とか高い技術を提供してくれる日本の部品メーカーと手を組み、自分の製品の品質レベルを上げ、首尾よくトヨタや日産に採用して貰う事をもくろみ、パートナー探しに躍起になって居ます。
そのような中で私のやって居る婚活サービスは、インド企業の依頼を受け、先ずパートナー候補を探し、デートをさせ首尾よく相思相愛の関係に持ち込めれば、結納を交わす所まで持って行くのが私の役目です。
結納を交わした後の結婚生活が上手く行くか如何か、そこは私の関与する処ではありませんが、とにかくその様な婚活サービスの日々を送って居る毎日です。
とは言え、私も82歳ですから何時までもこの仕事を続ける事は出来ないでしょうから、問題はその後を如何するか、これが現在の私の悩みです、何か良いアイデアなりご提案を頂ければ、「仕事終了即ボケ老人」にならないで日々の生活が送れる名案をご教示頂ければ幸いです。
つまらぬ話を長々と書きましたが、私の近況報告としてお伝えします。
台風一過の後は又酷暑の日々と思います、どうかお元気で気を付けてお過ごし下さい。
(20180728)