Audiophile Linux

Graceful and exclusive

Linux Mint: メリハリの効いた音

Audiophile Linuxの使用法


Audiophile Linuxはデスクトップには操作のためのアイコンが全くでてこないので最初は戸惑います。全ては


”右クリック/タップパッド長押し”


で解決します。これさえわかれば簡単です。画面のどこでもいいので右クリック、Macであればタップパッド長押ししてください。すると以下の表記を持った四角いボックスが出ます。




Audiophile Linux


Play music

File Manager

Browsers

DAC setup

Misc

Appearance

X-terminal

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Exit Session

Reboot

Poweroff





すべての操作はこの中から選択することによって遂行できます。Audiophile LinuxにはMPDCantataそしてAudaciousなどの必要な音楽ソフトが全てインストールされています。ネットワークプレーヤーという意味では既に完成しているので特に何も追加したりする必要はありません。なお、音楽ファイルはMusicフォルダーにコピーしてください。右クリックで出てくる一覧の上の方にあるFile Managerを立ち上げればUSBメモリーなどから音楽フォルダーにコピーすることができます。


デスクトップ右クリックで上記表記を出して


Play music


を選択するとCantataが立ち上がります。音源ファイルは


File Manager


を立ち上げれば各種HDDやフォルダーが表記されますので、Musicフォルダーにコピーしてください。Cantataでライブラリーを再検索すれば音源が表記されます。次に


DAC setup  List Cards


を選んでUSBに接続しているDACを表記させます。DACの接続されているカード番号を確認して、再び右クリックで


DAC setup → Edit mpd.conf


で次の画面を出します。


これはターミナルのnanoというEditor画面に相当します。Linux Mintのところでも使いました。このうちalsaという記載で


device "hw : 0 : 0"

の数字の前の方を先に調べたDACの接続してある番号に変更します。実際にはそれは"1"であることが多いです。


device "hw : 1 : 0"


というふうになります。そして


Control + X


キーを押さえて編集を終わりますが、保存しますかと聞いてくるのでy (Yes)キーを押さえてリターンします。ついで右クリックして


DAC setup → Restart mpd


と進んでください。これで変更した設定でMPDが再起動します。ちなみに先のmpd.confの画面の上の方の


password


の表記にあるようにAudiphile LinuxではMPDのパスワードが"1234"に設定されています。パスワードを入力したくないなら先ほどの設定画面でこれを空白にして保存してください。あるいはそれを好きなパスワードにかえてもいいです。これは別のAndroidなどMPDのクライエント(コントローラー)アプリでアクセする時に重要となります。もちろん変更したならちゃんとそれを保存したのちMPDを再起動することをお忘れなく。その操作は前記に準じます。



ここでmpd.confの変更が間違っていたりグジャグジャになって全く音が出ないなんて場合には、右クリックで



DAC setup → RESET MPD.conf



とすれば設定が全て元通りになります。設定ファイルがおかしくなってしまったら使ってみてください。


これで美しい音が楽しめると思います。