ZV-E10+16-50mm用 3軸パノラマ雲台

発注:IKOMA360 Toyo Fujita 様

  • 価格

税込15,000円(カメラ、レンズ、三脚は含みません)、送料別

同時に発注していただいた、ZV-E10+7.5mmF3.5用 3軸パノラマ雲台ローテータ、底面アーム、L型ステーを共用として

交換部品

  • カメラアーム:税込3,500円(クリックプレート、カメラネジ付き)、送料別

  • ローテータ用クリックプレート:税込500円、送料別

のみ納品させていただきました。(分解、部品交換、組み立てて使用します。)

  • 撮影

真上+36度ステップ水平1周10枚*3段+真下+三脚下+三脚影消しの34枚撮影

3段撮影のため、空だけの画像が発生し、コントロールポイントを自動抽出できない場合があります。手動で追加して最適化するか、前処理での初期位置のまま合成します。

三脚下と三脚の影の両方をカバーするには、レンズの画角が少し狭いため、三脚下画像と三脚影消し画像を別々に撮影することを推奨します。(太陽の位置が高く、三脚の影が真下に近い場合は、1枚で兼用できますが、撮影ミスが発生しやすいようです。)

Hugin(パノラマ合成フリーソフト)上のパノラマ最適画素数は25288*12644画素程度です。

  • 取付

三脚への取付は、大ネジ/小ネジ兼用です。小ネジの三脚には、付属の変換ネジを使用します。

カメラ取付用の小ネジ(脱落防止のEリング付き)が付属します。

  • 大きさ、質量

29.8mm*123.2mm*169.5mm、239g

分解して、2軸雲台として組み立てると、29.8mm*72.6mm*158.2mm、169g

  • 特徴

ヨー軸(左右回転)、ピッチ軸(上下回転)に、底面(三脚下)撮影用の底面アダプターの回転軸を追加した3軸パノラマ雲台です。回転軸は、クリックストップと適度な摩擦で止まり、回転を固定するネジはありません。底面アダプターも含めて、回して止めて撮影するだけの簡単操作です。

底面アダプターを使用して撮影した画像で、ステッチ時に三脚を消去できますが、三脚の影の消去には少し不便です。底面アダプターは、屋内、日陰、曇天、夜間など、三脚の影が無い場合に便利です。シャッター速度が遅くなる場合は、ブレ防止のため、2秒タイマーやリモコン等も利用してください。屋外晴天(三脚の影あり)など、シャッター速度が速く、ブレの心配がない時は、三脚を持ち上げて手持ち撮影するほうが、撮影もステッチも簡単で、撮影ミスも少なくなります。

底面撮影用アームの軸間距離は91.7mmで、底面撮影時のオフセットは183.4mmになります。三脚を183.4mm移動すると、視点ズレのない底面画像を撮影できますが、三脚の形状により、183.4mmの移動では三脚をうまく消去できない場合もあります。移動誤差もあるため、大きめに(300mm程度)移動して撮影すると安心です。

底面アダプターの回転軸には、クリックストップのプランジャーを2個使用して、水平撮影での回転時に底面アダプターが動かないように固定力を高めています。回転軸の予圧調整摩擦を大きめにすることで、運搬などでの取り回しが良くなります。

対応カメラ、対応レンズ専用です。他のカメラやレンズでは使用できません。

対応カメラ:SONY ZV-E10

小型軽量で軽快に撮影できます。

手振れ補正を内蔵していないので、撮像センサー位置が移動する心配がありません。(撮像センサー位置が異なる画像が混ざると、パノラマ合成での合わせ精度が劣化します。)

対応レンズ:SONY 16-50mmF3.5-5.6

沈胴式の電動ズームレンズです。ズームレンズは予期せず画角が変化している場合があり、パノラマ撮影には不利ですが、この電動ズームレンズは電源ONで16mmに固定されるため、単焦点レンズと同様に扱えます

ZV-E10で使用する場合、Jpeg撮影時には、レンズの歪曲収差補正をOFFできないようです。カメラ内での歪曲収差補正では、レンズ中心の位置ズレを補正できないため、パノラマ合成時にステッチズレが発生する場合があります。(パノラマ合成ソフトでは、抽出したコントロールポイントから、レンズ中心の位置ズレも考慮して歪曲収差を補正しますが、カメラ内での歪曲収差補正により混入した、非回転対称の歪曲は補正できません。)

撮影サンプル:準備中