レンズ台座固定7.5mmF3.5用 3軸パノラマ雲台
価格
税込15,000円(カメラ、レンズ、三脚は含みません)、送料別
撮影
・上5度、90度ステップ1周4枚の4枚撮影
・水平90度ステップ1周4枚+真上+真下+三脚下(三脚影消し兼用)の7枚撮影
水平クリックストップは45度ステップ8ポイントで、1つ飛ばしで撮影します。
分解して、上下回転のクリックプレートを180度回転して取り付けることで、水平と上5度の切り替えができます。
α5100で使用すると、Hugin(パノラマ合成フリーソフト)上のパノラマ最適画素数は12324*6162程度です。
取付
三脚への取付は、大ネジ/小ネジ兼用です。(小ネジの三脚には、付属の変換ネジを使用します。)
カメラ取付用の小ネジ(脱落防止のEリング付き)が付属します。
大きさ、質量
29.8mm*134.6mm*164.9mm、235g
分解して、2軸雲台として組み立てると、29.8mm*76mm*153.5mm、159g
特徴
レンズの台座に固定する、3軸パノラマ雲台です。
ヨー軸(左右回転)、ピッチ軸(上下回転)に、底面(三脚下)撮影用の底面アダプターの回転軸を追加しました。回転軸は、クリックストップと適度な摩擦で止まり、回転を固定するネジはありません。底面アダプターも含めて、回して止めて撮影するだけの簡単操作です。
底面アダプターを使用して撮影した画像で、ステッチ時に三脚を消去できますが、三脚の影の消去には少し不便です。底面アダプターは、屋内、日陰、曇天、夜間など、三脚の影が無い場合に便利です。シャッター速度が遅くなる場合は、ブレ防止のため、2秒タイマーやリモコン等も利用してください。屋外晴天(三脚の影あり)など、シャッター速度が速く、ブレの心配がない時は、三脚を持ち上げて手持ち撮影するほうが、撮影もステッチも簡単で、撮影ミスも少なくなります。
底面撮影用アームの軸間距離は100mmで、底面撮影時のオフセットは200mmになります。三脚を200mm移動すると、視点ズレのない底面画像を撮影できますが、三脚の形状により、200mmの移動では三脚をうまく消去できない場合もあります。移動誤差もあるため、大きめに(300mm程度)移動して撮影すると安心です。
回転軸は、深溝ボールベアリングとスラストオイルレスメタルで、滑らかな回転と適度な摩擦が得られ、耐久性も向上しました。底面アダプターの回転軸には、クリックストップのプランジャーを2個使用して、水平撮影での回転時に底面アダプターが動かないように固定力を高めています。回転軸の予圧調整で摩擦を大きめにすることで、運搬などでの取り回しが良くなります。
対応カメラ、対応レンズ専用です。他のカメラやレンズでは使用できません。
対応カメラ:SONY Eマウント機
レンズ台座固定の雲台なので、Eマウントの各種カメラを使用できます。
対応レンズ:SAMYANG 7.5mmF3.5対角魚眼レンズ
マイクロフォーサーズ用レンズを、
・コンバージョン ツール キット for SONY Eマウント / Samyang 7.5mm
の、Eマウント部品、フードに交換して使用します。
交換したEマウント部品に付いている台座(水平撮影位置に付け替え)に、パノラマ雲台を取り付けます。
交換したフードで、小判型のイメージサークルになり、水平に撮影しても真上まで写ります。同じ4枚撮影の円周魚眼レンズよりも撮像素子の有効エリアが広く、 高画質のパノラマを作成できます。
ゴーストやフレアも比較的優秀で、Hugin上の理想魚眼レンズ(等距離射影)からの誤差が小さく、パノラマ合成作業が楽なレンズですが、入射角によるNPP移動が大きめのためか、自動抽出で誤差の大きなコントロールポイントが抽出されやすい感触です。
3軸撮影サンプル:西ノ沢工房(底面アダプター使用)
納品前に、α5100に付けて玄関前でテスト撮影しました。
底面アダプターを使用した三脚下撮影とステッチの、デモを兼用しています。
パノラマ撮影デモ動画(α5100+7.5mmF3.5+3軸雲台)
→ https://youtu.be/o-G5orXwyk0
底面アダプターを使用した、サンプルデータ撮影風景の動画です。
曇り空(影ができない時)でシャッター速度が速くブレの心配が無いため、シャッターを直接手で押して撮影しています。
撮影日時
2021年3月1日14:10~(17秒間で7枚撮影)、底面アダプターの使用に少し手間取っています。
撮影場所
愛媛県愛南町、西ノ沢工房の玄関前(強風)
設定
RAW、ISO100、F8、1/500秒
RAW現像ソフト
Capture One 21 Express for SONY、無料版
パノラマ合成ソフト
Hugin 2020.0.0(2020-12-12)、無料
Hugin用前処理スクリプト(サンプルデータに同梱)
そのままでは扱いにくいHuginですが、前処理スクリプト(VBScript)で、Huginプロジェクトファイルの作成、コントロールポイントの抽出、最適化、初期設定を行うことで、Hugin上での操作を削減できます。
7枚の画像の撮影順(名前順)は、90度ステップ右回りで4枚→真上→真下→三脚下に固定です。
[1パノラマ]=[1フォルダ]に画像を分類した後、前処理スクリプトにフォルダをドロップして前処理を実行します。複数のパノラマフォルダの、親フォルダをドロップすれば、まとめてバッチ処理できます。
前処理スクリプトは、カメラとレンズの組み合わせに応じてパラメータ等を最適化していますが、カメラとレンズには個体差があり、最適パラメータを調整する場合など、メモ帳などで編集して利用できます。
パノラマ画像のダウンロード
→ pano_A5100_7mm3.jpg (12000*6000画素、27.4MB)
入射角によるNPPの移動が大きいためか、少しステッチズレが発生しています。
サンプルデータのダウンロード
→ Data_A5100_7mm3.zip (準備中)
Jpeg画像7枚、前処理スクリプトのセットです。
パノラマ合成の詳細は、同梱の「説明.txt」を参照してください。
Huginパノラマ合成デモ(α5100+7.5mmF3.5対角魚眼)
→ (準備中)
サンプルデータを使用した、スクリプトによる前処理、Huginでのパノラマ合成(水平調整、三脚消しを含む)のデモ動画です。
サンプルデータ同梱の「説明.txt」の補足として、Windows画面のキャプチャー動画を作成しました。
2軸撮影サンプル:西ノ沢工房(手持ち底面撮影)
納品前に、2軸雲台に組み直して、α5100に付けて玄関前でテスト撮影しました。
2軸雲台(底面アダプターなし)での、三脚消し(三脚影消し兼用)撮影とステッチの、デモを兼用しています。
パノラマ撮影デモ動画(α5100+7.5mmF3.5+2軸雲台)
→ https://youtu.be/0NmR2K-lZTs
底面アダプターなしでの、サンプルデータ撮影風景の動画です。
シャッターを直接手で押して撮影しています。三脚消し撮影は、三脚を持ち上げて手持ち撮影です。
撮影日時
2021年3月1日11:59~(7秒間で5枚撮影)、枚数が少なく、三脚消しが手持ち撮影のため、短時間で撮影できます。
撮影場所
愛媛県愛南町、西ノ沢工房の玄関前(強風)
設定
RAW、ISO100、F8、1/800秒
RAW現像ソフト
Capture One 21 Express for SONY、無料版
パノラマ合成ソフト
Hugin 2020.0.0(2020-12-12)、無料
Hugin用前処理スクリプト(サンプルデータに同梱)
そのままでは扱いにくいHuginですが、前処理スクリプト(VBScript)で、Huginプロジェクトファイルの作成、コントロールポイントの抽出、最適化、初期設定を行うことで、Hugin上での操作を削減できます。
5枚の画像の撮影順(名前順)は、上5度で90度ステップ右回り4枚→三脚下に固定です。
[1パノラマ]=[1フォルダ]に画像を分類した後、前処理スクリプトにフォルダをドロップして前処理を実行します。複数のパノラマフォルダの、親フォルダをドロップすれば、まとめてバッチ処理できます。
前処理スクリプトは、カメラとレンズの組み合わせに応じてパラメータ等を最適化していますが、カメラとレンズには個体差があり、最適パラメータを調整する場合など、メモ帳などで編集して利用できます。
パノラマ画像のダウンロード
→ pano_A5100_7mm2.jpg (12000*6000画素、29.7MB)
サンプルデータのダウンロード
Data_A5100_7mm2.zip (準備中)
RAW画像7枚、RAW現像パラメータ、前処理スクリプトのセットです。
パノラマ合成の詳細は、同梱の「説明.txt」を参照してください。
Huginパノラマ合成デモ(α5100+7.5mmF3.5対角魚眼)
(準備中)
サンプルデータを使用した、RAW現像、スクリプトによる前処理、Huginでのパノラマ合成(水平調整、三脚消し、三脚影消しを含む)のデモ動画です。
サンプルデータ同梱の「説明.txt」の補足として、Windows画面のキャプチャー動画を作成しました。