(1)ゾウリムシ、ミドリムシなどの原生動物で泳いでいるのが容易に確認できる。アメーバがいるかどうかは肉眼での確認をまず行う。
(2)肉眼で確認できないのは原核生物(ネンジュモ)くらい。
(3)植え継ぐ作業は、基本的に双眼実体顕微鏡が便利。たとえ肉眼で観察できる生物であったとしても、ワムシやヒルガタワムシがコンタミしていることがあるので、時々双眼実体顕微鏡で確認する必要がある。
(4)双眼実体顕微鏡は反射光で使う方が観察しやすい。
(5)顕微鏡は、90mm滅菌シャーレを逆さにしたものの中央に時計皿を載せて観察すると良い。
※高倍率対物レンズでの観察は、水没するので使用しない。
※授業実験の際にもこの方法を使うと、観察しやすい。
(6)顕微鏡も照明装置を使って反射光で観察すると「暗視野顕微鏡」のように使える。
※ゾウリムシ、ボルボックスなどはこれまでと違った見え方で観察できる。
※授業実験では、スマートホンの照明を使うと個々で反射光で観察できる。
ゾウリムシ
横照明観察
シャジクモ 横照明観察
アメーバ 横照明観察
ヒドラ