J.教材生物を使った実験
(1)200~300mLのビーカーに入れた人工海水中で維持する。常温でも維持可能であるが、冬に低温になると全体がストロビラ、エフィラになってしまうことから低温インキュベーターで維持している。ポリプの状態で維持することはそれほど難しくない。
(2)1~2週間に一回、アルテミア幼生をピペットでポリプに吹き付けるようにして与える。
(3)翌日までに水換えをする。生き残ったアルテミア幼生は育てることができる。
(1)冬期になり低温になるとストロビラになる。
※夏に冷蔵庫に入れても良さそうであるが、なかなかうまくいっていない。一方、20℃維持でも12月に自然にストロビラになったりする。このあたりの理由は不明。
(2)ストロビラになってしばらくするとエフィラになり泳ぎ出す。
(3)エフィラになってからは軽くエアレーションをして海水を動くようにすると良い。
(3)アルテミア幼生もできるだけ高頻度で与えると良いというアドバイスも戴いている。
(1)人工海水は脱イオン水で作成する。
(2)5Lのビーカーをマグネチックスターラーに載せ、比重計を見ながら作成して保管すると良い。
(3)2Lのペットボトルで保管するのが便利。暗所に保管する。
※アルテミアの孵化に人工海水を用いるのは勿体ない。
※人工海水粉末はデシケーターに保存すると良い。