J.教材生物を使った実験
(1)瓶に切った荒縄100mLあたり1、2本入れる。
※生徒実験をする際には一か月くらい前から増やすと良い。
※インスタントコーヒーの(1Lぐらい入る)大型の瓶を確保しておくとよい。
(2)PBミネラルウオーターを入れる。
※汲み置き水道水でも良い。
(3)瓶にゾウリムシを少量入れる。
(4)低温インキュベーターに入れて維持する。
※安定すれば半年から一年絶えることはない。
(5)増殖の様子は、肉眼で確認できる。
※ワムシ、ヒルガタワムシがコンタミすることがあるので、定期的に双眼実体顕微鏡で確認する。
(1)きな粉培地
1)わらの代わりにきな粉で増やす。
※わらに比べて透明度が高いので、観察しやすい。
※わらに比べて増殖のスピードが速いが、早めに植え継ぐ必要がある。
(2)生米培地
1)アメーバの培養方法でも維持することができる。
※アメーバの維持法参照
※わらに比べて増殖のスピードは遅い。
※ゾウリムシは、米粒の周りに集まる。しかし、ミドリゾウリムシやブレファリスマのように緑や赤に色がついていないので、比較すると観察しづらい。