H.教材生物の維持
(14)モジホコリ
(1)どのような乾燥変形体が復帰するのか、どのような条件で復帰するか。
(2)復帰した変形体が、どのくらいのスピードで増殖するか。
(3)他の生物(カビ類など)との競争関係。
などテーマとなりうる。
(1)0.8~1%のゲランガム(寒天可)溶液を作成し、90mm滅菌シャーレに流し込む。
※授業実験で行う場合は、生徒人数×1.2くらいの数を用意する。
(2)観察する6~18時間くらい前に、シャーレ中央に薬さじなどで復帰・増殖中の変形体を置く。
(3)変形体の先端に近い部分を、双眼実体顕微鏡たまは低倍率の顕微鏡で原形質流動を観察する。
※変形体が広がっているシャーレで観察する。
※周期的な運動を繰り返しながら移動している様子を観察する。
(1)変形体をそのまま維持する。
(2)乾燥させて乾燥変形体化する。
(3)胞子をつくる。
変形体は3つの形になることができるが、その条件などはテーマとなり得る。