機械翻訳と第二言語ライティング Machine translation and second-language writing

Post date: 2017/07/02 23:44:17

機械翻訳と第二言語ライティング

— 有益なツールか深刻な脅威か —

場所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール

日時:2017年9月16日(土)14:30〜17:30

主催:東京大学教養学部附属グローバルコミュニケーション研究センター

共催:東京大学教養学部英語部会、駒場言葉研究会

言語:日本語

詳細:http://www.cgcs.c.u-tokyo.ac.jp/events.html

参加無料・要事前申込(定員160名)

出席する予定がある場合は、上のURLからリンクされているフォームで申し込ん

でください。

概要

2016年の秋、グーグルが無償で提供する機械翻訳サービスであるGoogle

Translate(GT)の性能が突然上がりました。機械翻訳による訳出はまだ人間に

よる翻訳の水準には達していませんが、第二言語学習者が書く文章よりも正確で

分かりやすい場合も少なくありません。大学生は宿題やレポートなどに既に機械

翻訳を使っている場合もあると思われますが、執筆プロセスや第二言語学習への

影響、オリジナリティや剽窃の問題、まして第二言語教育の目的そのものについ

てはまだ十分には議論されていません。このコロキアムでは、機械翻訳技術の概

要や学習者の機械翻訳利用に関する研究結果を示しながら、教育者は機械翻訳の

進歩にどのように対応すべきかについて議論します。