淨念寺の歴史

 天正13年(1585年)2月、開基敬順が企救郡道原村の地に五間四面の坊舎を建立したことから淨念寺の歴史が始まります。第3世住職教順の頃、天和3年(1683年)に本願寺より木仏の本尊と寺号公称が許されました。

 ・本尊背面記載

  「仏照寺下永照寺下豊前規矩郡浄念寺教順(三世)」

 ・本尊足裏記載

  「豊前浄念寺」

 昭和3年(1928年)、大字三萩野(現地)に説教所が開設され、第13世順之の頃、昭和25年(1950年)にこの地でも淨念寺を名告ることになりました。

 

 昭和46年(1971年)に区画整理により鉄筋三階建の現本堂が完成しました。

○淨念寺歴代住職(往生年)

  開基  敬順 1617年

 第2世 順誓 1634年

 第3世 教順 1694年

 第4世 了順 1708年

 第5世 正順 1743年

 第6世 学順 1765年

 第7世 順泰  1814年

 第8世 敬順 1837年

 第9世 順空  1885年

第10世 順調  1886年

第11世 順教  1928年

第12世 順正 1949年

第13世 順之 1999年

第14世 順荘  2019年

第15世 順滋

 新院   順響