法話

3月の法話「これからがこれまでを決める」

これから(未来)がこれまで(過去)を決めるって反対じゃないかな〜。

最初はそう思ってたのですが、真宗大谷派の僧侶の方の言葉と聞いたら、何故か味わい深い言葉に変わってしまいました。

お恥ずかしい!

でも、面白い言葉ですし、新しいスタートに勇気を頂く言葉でもあります。

2月の法話「人生はあなたに絶望していない」

 ヴィクトール。フランクルさんの言葉です。

 人生と私を分けているのか・・・

 この関係は!

 仏さまと私の関係みたいだ。

1月の法話「感謝できるから幸せなのだ」

 幸せだから感謝するのですか?

 そりゃ良いことしてもらって「ありがとう」と言うのは当たり前かも知れません。

 実は逆で感謝できる人だから幸せなのかも知れませんよ。

 お念仏も一緒のように思うのです。

12月の法話「こたえてくれるひとのいるあたたかさ」

早く正しい答えが求められる時代です。

「答える」と「応える」の違い

「応えてくれる人」がいるうれしさやあたたかさってありますよね。

11月の法話「おうちにかえらなきゃ」

 11月になると日が暮れるのが早くなります。

 夢中に遊んでいる子は、ハッと気づくともう真っ暗。

 そんな子どもたちの言葉です。

 人生に置き換えてみる。一生懸命頑張って生きてた。

 ハッと気付くと人生はどのぐらいあるんだろう?

 私たちの「おうち」とはどんなところ?

 「かえる」とはどこへ?


法話のコーナーへ

10月の法話「幸せであれ」

 9月の法話の続きなのです。

 時を越えて、場所を越えて、阿弥陀さまの慈悲の中にいる私たち。

 お釈迦様の言葉を味わいながら、改めてうれしくなった法話です。

9月の法話「さとりはひとつになること」

 新院の勤めるロサンゼルス別院に参拝する機会に恵まれました。

 日曜礼拝に参拝して、140年前の先達が憧れた風景を思いながら、無量寿無量光を味わったことでした。

8月の法話「人を尊敬する力」

 哲学者 エーリッヒフロムの言葉がうれしくなりました。

 尊敬するとは、偉い人に出会ったからではなく、「敬う」力を頂いたからなんだ。


7月の法話はお休みしています

6月の法話「ありがとう・あたりまえ・ごめんなさい」

 迷惑をかけてはいけません。だれもがそう思います。

 でも、迷惑をかけずに生きられないのも人間です。

 そんな時に出てくる言葉は・・・
「ありがとう」「あたりまえ」「ごめんなさい」

 この違いを味わってみます。


5月の法話 「聞く 聴く 訊く」

今月の伝道ハガキは

「私たちの大切

 聞く  聴く 訊く

      仏法が利く」


2ヶ月サボってしまいました。ごめんなさい。

2月の法話 心は悪を楽しむようになる(2023/2/9

 選挙に行ってきました。

 言葉による現代の合戦ですよね。

 言葉の応酬にいて自分の中の悪意に気づきました。

 「法句経」(だんまぱだ)のお釈迦様の言葉に阿弥陀さまを見たり、救われたり。そんな法話です。

1月の法話 何になりたいの?(2023/1/1)

 弟としゃべりながら、ドラえもんの話題になりました。

 同じ漫画でも、世代によって感動する作品が違うのですね。

 『おばあちゃんの思い出』から広げてみます。

12月の法話

「愛されていることは幸福ではなく

 愛することこそ幸福だ」ヘッセ

 ニュースを見ながら、「負担」という言葉にひっかかりました。自分の存在を負担と言われたら悲しいですよね。

 人間存在を「よろこび」として受け入れることはできないだろうか。そんな事を考えていたら、ヘッセの言葉を思い出しました。

11月の法話

「自分をわかってくれる人を探す」

 とある本を読みながら共感と同時に、浄土真宗のボクならどう味わうだろう?そう思いました。

 フロイトの「あなたの強さは あなたの弱さから生まれる」というに出会います。日頃からお聞きする「凡夫の救い」「愚者となりて往生す」と重なっていきます。

 阿弥陀様に見守られ・・・うん?気づくとキリスト教的な思考が入っている自分にも気づきます。

2022年10月の法話

「音を観る 光を聞く」

 仏教の言葉は難しい。これは単語は平易なのに意味が分からない言葉の例ですね。

 ボクがこの言葉を語るのはとても勉強不足だと分かっております。でも、この言葉をきっかけに世界が広がった瞬間を法話にしてみました。

2022年9月の法話

「これでいいのだ」

 赤塚不二夫氏の作品「天才バカボン」は私の世代は誰もが読んだギャグ漫画。

 バカボンのパパの決め台詞を仏教的に読んだ方の文章にインスパイアされました。

 諸事情により配信が10月になりましたお詫び致します

2022年8月の法話

「なんとかなる」

コロナ時代に一休さんの手紙を読む。ああ、そうか。

2022年7月の法話

「いのちは誰のものか」

いつの間にか、自分勝手に相手のいのちを踏みにじったりしていないですか。

2022年6月の法話

「大切なものが見えない」のは何故だろう。

 それは大切なもの以外を大切と思い込んでいるからかも知れません。

2022年5月の法話

 「ありがとうはしあわせのあいさつです」ひらがな詩人のくりすあきらさんの詩の一節にえらくうれしくなりました。

 この言葉から5月の法話を開いてみます。

2022年4月の法話

  迷惑とおたがいさまの違いは何なのか。

  誰もが感染するコロナウィルス。迷惑なのかお互い様なのか?コロナ時代に考えさせられます。

淨念寺春季彼岸法要 新院法話その1

2022年、コロナウィルス感染症拡大防止のため、淨念寺春季彼岸法要と彼岸会を併修となりました。ミニ法要をお彼岸のお中日に5座修行しました。

 そのうちの2座の法話は拙寺新院がビデオ法話。

 新院の背景はロサンゼルス別院のご本堂です。

淨念寺春季彼岸法要2022 新院法話その2

2022年、淨念寺春季彼岸法要と彼岸会を併修となりました。ミニ法要をお彼岸のお中日に5座修行しました。拙寺新院が2座の法話を担当してくれました。

 この動画は2座めの法話となります。


 ロサンゼルスで法話を録画してインターネットを介して送ってくれました。

2022年3月の法話

「自分だけの正義ややさしさが 誰かを追い詰め傷つけている」

 凡夫の私に絶対の智慧や慈悲はありません。ましては「正義」を掴むと、人を傷つけたりします。

 世界が悲しみ、嘆き、怒るような事件を思いながら、お取り次ぎをさせてもらいました。


2022年2月の法話

「あきらめる理由を探すより

 あきらめない理由を探せ」

 プロサッカー選手の三浦知良さんの言葉が素敵だったので、法話として味わってみました。

2022年1月の法話

「私の未来に咲く花は

 今日蒔いた種から始まる」

築地本願寺の11月の法語から始まります。

コロナ時代に何をしたのだろう。そんな事を考えていた時でした。

2021年12月の法話

お釈迦様の晩年の旅を伝える『仏陀最後の旅』

お釈迦様の言葉

「世界は美しく

人生(いのち)は甘美なものだ」

 12月の法話として味わってみます

2021年11月の法話

「怒らないことによって

 怒りに打ち勝て」釈尊の言葉

「宗法」を読んでいたらSNSで“いいね”と評価された法語が紹介されていました。

「怒らない」という生活で、ちょうど気になっていたのです。

2021年10月の法話

ネットで面白い言葉に出会いました。少し加工しております。

「一人は気楽で 孤独は寂しい」

一人と孤独・・・「ひとり」を考えてみます。

 独生独死独去独来と人間の本質は「ひとり」と教えてもらっています。

 ネット時代はつながる時代です。孤独と向き合う機会がなかなかありません。

 真の自分と、真の「とも」が見えてくる。

 親鸞聖人のお言葉から「親鸞一人がためなりけり」を紐解きながら、聖人がおとき下さる阿弥陀様と私の関係から私と「とも」を考えてみます。

2021年9月の法話

ある門徒さんと玄関でしゃべっていたら

「あ~、良くしゃべった」(*^_^*)

今は思いっきりしゃべることができないですからね。

日本財団から発表されたコロナ禍での自殺意識調査の報告がニュースで流れました。

https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2021/20210831-61046.html

報道で、自殺を考えた若者の言葉が頭に残りました。

「誰かに相談するという選択肢は無かった」

一緒に「話す」って当たり前のようで、本当に大切なんだよね。

2021年8月の法話

料理研究家の土井善晴氏の言葉は素敵ですね。

料理の世界を生きる氏の言葉に念仏の世界を見てしまいます。


 和食では、「混ぜる」ことがないんです。

 ぜんぶ「和える」です。

 ひとつひとつの食材に敬意を払って


均一にするのではなく、個性を生かし合う和食の「和える」なのです。これを “MIX” ではなく “HARMONY“ と評されたエピソードが面白いです。

2021年7月の法話

「悲願とは 他者のために 安らかなることを 悲しみ願うこと」

阿弥陀様が私たちに寄り添って下さってる。この「悲願」を味わってみたいのです。

オリンピックが開催されたら、「悲願」ってよく聞きますからね~。 

2021年6月の法話

私たちは 良き先祖に なれますか

 なんか良いな~。

 墓は要らぬ、遺骨は散骨!

 子孫のためのように聞こえるけど、仏さまになることを拒否してるようにも聞こえ始めてるのです。

 明るく、ご先祖様になろうよ!

2021年5月の法話

 我必ず聖にあらず

 彼必ず愚かにあらず 

 共に是れ凡夫ならくのみ


2021年4月の法話

「こけることもあるさ

 空をながめて

 またおきあがれば

 大丈夫だ」

 凡夫(ぼんぶ)とは

 「私のこと」なんだけどね。

 Be Water  My Friend

 ブルースリーの言葉に出会い30年ぶりに解決したお話です。

2021年3月の伝道ハガキから

「生まれること  一大事

 死んでいくこと 一大事

 今、私たちが

  生きていること一大事」

 卒業シーズンだからこそ、いち日いち日を大事にしたいですね。でも、終わりだから大事なの?だったら始まりだって大事じゃないかな~。いや、日々の生活だって大事じゃないのかな~。
 人間の一生は戻せる時間はありませんからね。
 この言葉を味わいながら、もっと大きな仏さまの眼差しから観るとさらに深く読むことができそうです。

2021年2月の伝道ハガキから

 「平等とは違っていいということ」

 緊急事態宣言の延長となりそうです。私が自粛しているのに、自粛できないとはけしからん!気持ちは分かるのですが、相手の真意は分かりませんよね。

 人間とは「違う」ことで苦しみ、「同じ」ことでも苦しむ。 

 「平等とは・・・」この言葉に出会いました。

2021年1月の伝道ハガキから
 幼稚園の2学期終業式で子どもたちに話をしていたら、子どもたちが頼もしく成長しいる事に気づきました。コロナ時代の子は可哀想と言われます。確かに不自由かも知れませんが、可哀想という言葉は過去と比較する大人の使う言葉では。
 やなせたかし氏の「ちいさなてのひらでも幸せはつかめる」を思い出しました。

2020年12月の伝道ハガキです。

来年の日めくりを作るため、お坊さん数人で言葉を選んでおりました。

「幸福とは平凡である」この言葉の響きに掴まれてしまいました。結局選ばれなかったのですが、この言葉から法話をしてみたいと思いました。

2020年11月の伝道ハガキから

「ありがとう」で賢くなり

「ごめんなさい」で美しくなり

「さようなら」で愛を知る

 この法話の修正版は「行事報告」の仏教婦人会追弔会の法話につながります。

2020年10月の伝道ハガキから

「つらい」時に「つらい」と言えない「つらさ」

2020年9月の伝道はがきから

「答える」と「応える」

2020年8月の法話 負けない!という生き方

2020年8月の伝道はがきから

「蝉は夏の専門家?」

法話 お盆のいわれ 

2020/08/10