保険が使えて確定診断がでる。
画像診断や薬の処方・手術・注射もできる。
保険は使えるが確定診断はできない
※骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷
急性期(2週間以内のもの)の疾患が請求できるが、
実際はグレーで慢性疾患でも急性疾患として請求していたりする。
保険内でできるのは、
電気・温め・アイシング・固定・患部への局所的な指圧のみ(請求部位によって範囲は異なる)
何らかの衝撃(立ち上がる・顔を洗う・重いものを持つなど)で腰部の筋肉が傷ついたりや関節にズレが生じ炎症が起きてしまった状態。
稀に内蔵系が原因の痛みもある→整体適応外。
発症→炎症→動きにくい・だる思さ→違和感→消失
((((約3日))))
炎症期の過ごし方で経過がかなり変わる
💫すぐ痛みは引くのか
結論、痛みだけなら炎症期が抜ければ軽減する可能性大。
よく「前やったときはほっといたら治った」と言っている人はこのパターン。
痛みは引くが腰の重さが残る・急性腰痛を繰り返す・慢性的な腰痛が常にあるなどの人が多くいる。
姿勢不良や筋肉低下など何らかの原因がある。
「痛みがすぐ引く方もいらっしゃるが、症状や人による。根本的な改善を目指しているため、症状を1回の施術で100%ゼロにするのは難しい。」
「すごく痛くて」「動けなくて~」の時期は発症後3日以内のことが多い
痛めた箇所をかばい周囲が固まっていく
→痛みが広がる・炎症が抜けた後に動きの制限がかかり痛めた箇所へ負担がかかる
・動けるのであれば来院促し(できるだけ早い日時で)
・炎症を起こしているところは熱を持っていることが多い→基本は冷やす(※)
・動けないのであれば腰に負担のかからない楽な姿勢で安静に→横向き(側臥位)が負担が少ない
・コルセットを持っているのであれば着用促し
・施術で負傷部位を触ることは絶対にない…はず…(触診では触ることもある)
(※)冷やす=氷。
写真は氷嚢。(保冷剤などでもOK)
袋に氷を入れて平らにし中の空気を抜く。
⚠冷やし続けてしまうと凍傷等の危険あり
20分冷やす⇔40分外すを繰り返す
湿布…ロキソニンテープのようなものであれば薬の効果があるので◎、冷却ゲルのみのものは張りっぱなしにすると熱がこもるので逆効果のこともある。
触覚は痛覚より伝達速度が速いため、何かを貼っていたり、抑えていたりすると痛みが和らぐことがある。
冷やすのが基本だが、筋肉性の痛みで炎症が強くない場合は冷やすと痛みが増す場合がある。
ex.急性腰痛と言っているが慢性腰痛の悪化の場合、炎症期を抜けている場合
上記の場合は温めた方がいいので、
「熱を持っていたら冷やした方が炎症が落ち着きやすいです。もし冷やして痛みが強くなるようなことがあれば温めてください」
くらいの保険をかけた促しが◎
動けない痛みは消えるが一定の動きをすると痛いや突っ張って動かしにくい、だる重さや違和感、怖さが残る。
・傷ついた箇所を身体が修復していく過程で血流障害が起きやすい。
→痛み物質・疲労物質が溜まる
・痛みによりかばっていたことで体のバランスが崩れていたり、動作不良が起きる。
・インナーマッスル(腰を支えるのに重要)の筋力低下が起きるのでコルセットの着用は減らす。
・整体院が一番得意とする期間
腰の痛みが3か月以上続くことの総称。
基本的に整体院が得意とする症状。
脊柱管狭窄症やヘルニアなど病名がつくものもあるが、病名がつかないものが多い。
姿勢由来・循環不良・筋緊張が強い・柔軟性の低下などが原因として考えられる。
1度の施術で痛みがとれることもあるが、ほとんどの場合一過性のものでまた痛みが出現する。
→原因を取り除いていないため。
病名のつかないものは姿勢不良、柔軟性の低下、インナーマッスル(大腰筋・小・中殿筋等)が使えていない等が原因のことが多い。
※インナーマッスルの筋力低下は女性や高齢者に特に多い
痺れには
・神経が関節や筋肉により障害されるもの
・血流障害によるもの
・脳疾患によるもの
・糖尿病やビタミン欠乏など内科的原因のもの
・ストレスなど精神的原因のもの
がある。
整体での施術範囲
関節・筋肉由来のもの・血流障害(心疾患・血栓など内科的血流障害はNG)によるもの・精神的原因(自律神経へのアプローチが可能なため)のもの。
対応不可なもの
脳疾患によるもの・内科的原因のもの
上記を合併している場合は感覚障害を起こしているものも多く対応不可なことが多い。
基本的に改善に時間がかかり症状が出ていた期間が長ければ長いほど治癒までの時間が長い
(期間の4倍といわれることも…)
💡 正座したりで足がしびれているのを我慢してると戻るのに時間がかかるのと同じイメージ
脳に近いほうから回復していく
物理的に神経を傷つけていたり圧迫していたりするものを取り除いていけば改善が見込めるが、
罹患期間が長い症状は原因を取り除いても痺れや痛みの記憶が脳や身体に染みついているためより施術期間が長期的になる。
神経症状の原因(どこで神経を犯しているか)の原因を考えると姿勢不良や体の歪みからくるものが多い。
期間がかかる症状だからこそゴール設定や患者教育がかなり大切。
例1)デルマトーム
例2)各神経支配領域
脊柱管が狭くなり痛みや神経障害(痺れや運動麻痺・排尿障害等)
が起きている状態。
整体院に問合せしてくる方は痺れと痛みが主な症状。
腰を反るのは狭窄部位へ負荷をかけてしまうためNG
休むと症状が落ち着くのは、休む時の姿勢(座っていたりどこかに手をついたり)が前かがみのため神経の圧迫がとれるから。
基本的に狭くなった脊柱管を元に戻す(=ずれた骨を元に戻す)ことは難しい。
→OPEではないと不可(OPEをしても再発する例は多い)
神経に触れてしまっていることを改善すれば症状は改善していく。
→整体院で可能!症状や罹患期間によるが根本的な改善(いい状態を維持する)まで考えると施術期間は最低3ヵ月〜はかかる。
「座ってたら痛くないんだけどね~」
「長い距離(数十mも歩けない人もいる)歩けなくて…休み休み歩いてるんだよね」
⬆️「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と呼ばれる代表的な症状
少しの距離・階段は頑張れる方も多くいる。
腰の骨がずれることで神経に触れてしまい痛みや痺れが出る。
脊柱管狭窄症と同じような症状。
ずれてしまったものは元には戻せないが、神経に触れないようにする姿勢や動きの維持ができれば症状は軽減していく。
また、安定させるためにインナーマッスル強化と柔軟性も必要になる。
加齢などにより関節を固定している椎間板や靭帯が緩んでしまい、
腰椎が前に滑って前後にずれてしまう状態。
40代〜の女性に多い。
スポーツなどによって繰り返される伸展(反る動き)・回旋(捻る動き)のストレス
で起こる腰椎の疲労骨折を腰椎分離症。
分離症が進行して分離した腰椎がすべってしまった状態を分離すべり症という。
10代の発育期のスポーツ選手に多い。
様々な原因で脊柱への負担が大きくかかってしまい、
背骨の骨(椎体)の間にあるクッション(髄核)が飛び出て神経にあたり痺れや痛みの症状がでてしまう疾患。
MRIやCTで確定診断が出る(レントゲンでは写らない)
前かがみが続くのはNG。
飛び出した髄核がより神経に触れ傷つけてしまうため。
OPE適応の症状もあるが、自然に吸収される症例もあり保存療法が多い。
OPEをしても再発することもある。
筋緊張の緩和や痛みが出ないような姿勢・首や腰の発症部位への負担を分散させるための施術
→根本改善につながる
腰の症状や梨状筋(お尻にある)症候群など、
坐骨神経の通っている筋肉の緊張・骨の歪みにより
坐骨神経を圧迫・傷つけてしまうことで起こる。
※右の図の黄色のLINEが坐骨神経 ・タグは神経の名前
お尻〜ももの裏側~ふくらはぎ・すねの外側~足の指
(基本下肢の裏側)(下肢・・・股関節よりも下のこと)
にかけての痛み・痺れ・運動障害。
足の裏が腫れぼったいという方もいる。
筋緊張・柔軟性の低下・加齢など様々な原因があるが、
根本をたどると不良姿勢が原因のものが多い
→整体適応
⚠️足の痺れをなんでもかんでも坐骨神経痛という人が多い。
整形で診断を受けた方もドクターが細かい説明を省いて坐骨神経痛と伝えていたり、
過去に坐骨神経痛の診断を受けてるからきっと今回のもという方もいる。
もし「〇〇が痺れてて坐骨神経痛だと思うんだよね」のように坐骨神経痛だけでなくどこが痺れているまで教えてくださる方がいれば、
坐骨神経痛だけでなくどこが痺れているかまでスタッフに伝えてあげると◎
猫背・ストレートネック・産後の骨盤の歪み・脚長差・反り腰・O脚・X脚・内股など。
姿勢はピンポイントでの矯正では意味がなく、全身的にみる必要がある。
その中でどこが1番原因で症状が出てしまっているかを考えていく。
1回で改善することはできない。(その場でのビフォーアフターは術者次第)
現在の姿勢に体が慣れて記憶しているため、最初は身体にとっての楽な姿勢が元の悪い姿勢。
そのため施術後はよくても時間がたつと元の姿勢に戻ってしまう。
正しい姿勢を覚えさせるには最低1w/3ヵ月は必要。
回数だと10回~
※日頃の本人の意識次第でかなり期間が変わる。
通常、背骨はS字にカーブしていて、
5kg以上頭(ボーリング玉イメージ)や衝撃を吸収して支えている。
ストレートネックは頸椎(背骨の首の部分)の湾曲が失われてしまっている状態。
湾曲が失われると重さや衝撃がもろに首の関節や筋肉にかかってしまい、
痛みを伴う様々な症状が出る。
スマホの普及や在宅ワークの増加により近年より増えている。
妊娠中〜産後数か月の間「リラキシン」というホルモンの分泌量が増え、
赤ちゃんが通りやすいように関節や靭帯が緩くなり、子宮が大きくなるにつれ骨盤が開いていく。
骨盤が開いたままだと腰痛や体系の崩れだけでなく、内臓が下がってきてしまうので
便秘や尿漏れ・冷え・自律神経の乱れ・むくみなど身体への様々な不調が起こりやすくなる。
出産後の骨盤は大事故を受けたくらいダメージを受けており、緩んだ関節・靭帯、妊娠期間で上手く使えなくなった筋肉によりバラバラに近い状態。
→ 1〜1ヶ月半で子宮の大きさが戻り、2〜3ヶ月かけて緩んだ関節や靭帯が戻っていく。
骨盤のダメージは産後3週間くらいで少しずつ落ち着いていく(施術可能な基準)
骨盤がバラバラな状態で骨盤矯正をしても、筋肉が使えない分支えられず負荷をかけてしまう
→この期間は骨盤ベルトで支えたりと骨盤への負荷を減らすことが大切。
骨盤のダメージが落ち着いた時期~周りの筋肉や関節が固まり始める産後半月(育児でバランスが崩れ歪んだまま固まりやすい)
までの間に骨盤矯正を始められると、骨盤が安定しやすく早く整えられる。
基本的に曲がった骨を真っ直ぐにすることはできない。
※子どもの側彎(健康診断で発見くらいの軽度)で軽度のものであれば筋力等で引っ張られて気にならなくなることもある。
骨を真っ直ぐにするのであればOPEでないと難しいが、
OPE後機能制限をかなりきたすためドクターも症状の酷い症例にしかすすめない。
経過観察が多い。
歪んだ状態でいつも通りの生活を送っていると、
側弯症は悪化していくケースが多い。
⬆️湾曲の内側の筋肉のほうが収縮しているため緊張が強く、
脊柱をより引っ張ってしまうため。
歪んだ状態での楽な姿勢や、
日頃の癖(足を組む・同じ肩でバッグを持つ・頬杖をつくなど)による影響も大きい。
💫整体でできること
・進行しないようにする
・痛みが出ない(負担のかからない)体の使い方を覚えさせる
・歪みを目立ちにくくする
整体院では、正しい体の使い方や動きをだしたり、負担のかかっている筋肉を緩めることで日常での負担を軽減することができる。
どこまで改善が可能かは側弯症の重症度や年齢によって異なるので、実際に診させていただいたうえで判断するのがいちばん。
加齢や肥満・筋力低下によって起こる膝の変形(O脚のような形が多い)
特に筋力低下がカギ。
関節軟骨や半月板など膝のクッションとなる部分がすり減り炎症が起きることで、
痛み・水がたまる・熱感・動かしにくさなどの症状が出る。
※溜まっている関節液は炎症を抑えられれば自然に吸収されていく
※変形してしまった関節を元に戻すことはできない(OPEのみ)
※何もしないと悪化していく
膝を支える筋力強化
膝に負担のかからない体の使い方を覚える(歪み改善)
加齢・肥満・臼蓋形成不全・先天性股関節脱臼などによる股関節の変形。
関節軟骨のすり減りや骨頭変形などにより骨棘形成や骨硬化が起こり炎症が起こる。
動作時痛→安静時痛・可動域制限・跛行(はこう)など。
明らかに関節破壊が進んでいるなど症状によってはOPEの適応になる。
股関節の負担を減らすことで進行しないようにできる。
→可動域訓練・筋力強化・減量=体の使い方・バランスの改善
股関節の臼蓋と呼ばれる骨盤側の窪みの形成が不十分で浅く、
大腿骨頭(だいたいこっとう)と呼ばれる足側の球状の関節部を覆いきれていない状態のことをいう。
被さる部分が少ない分、通常より過重がかかり負担が大きくなる。
足の使い方で負担を減らしたり、周囲の筋肉で支えられていれば症状はでないが、
姿勢不良や身体の使い方で痛みがでたり軟骨のすり減りが起きて変形性股関節症へと繋がっていく。
首や肩周囲の筋緊張により起こる。
筋肉が緊張し中を通る血管を圧迫
→循環が悪くなる
→疲労物質や痛み物質が溜まる
→症状出現
酷くなると痛みすら感じなくなったり、頭痛や痺れ・めまい・耳鳴りなどを引き起こすことも。
姿勢不良により引き起こされることが多く、
1度の施術で痛みがとれることもあるが、ほとんどの場合一過性のものでまた痛みが出現する。
肩関節や関節包・滑液包など肩周囲組織の炎症。
⚠️腱板(けんばん)損傷・上腕二頭筋腱断裂
・・・筋肉自体に傷がついてしまい肩が動かせなくなっている状態。整形の領域。
⚠️石灰沈着性腱板炎
・・・腱板内に石灰(リン酸カルシウム結晶)が溜まってしまって炎症が起きている状態。
慢性期だと整形領域になることも。
はっきり原因が解明されていないが、蓄積された姿勢不良から症状が出ることが多い。
💡イメージ
猫背(肩を内巻き)にした状態で肩が上がるかを確認してみると可動域が制限される。
女性の方が罹患者は多く、男性の方が治りが早いことが多い。
肩のインナーマッスルである回旋腱板(ローテーターカフ・右の図の4つの筋肉をまとめた呼び方)
が重要で個々の筋肉が固まると動きが制限されやすい。
筋肉の作用は回旋(肩を捻る動き)で、頭を洗う・物を取る・腰に手を回すなどに制限がでる。
痛みの強い時期。
ちょっと肩を動かす・体制を変えるだけで痛みがでたり、夜間時痛があり寝られないなどかなり痛みが強い。
周りの筋肉を緩めるようなアプローチをしたりツボにひ鍼をおく(個人差はあり)など整体院での施術可能。
この時期に痛みの期間が長く動かさない期間が長いと拘縮期が長くなりやすい。
安静時の痛みは収まるが肩の動きが強く制限されている時期。
動かすと痛い。
思い浮かびやすい五十肩の症状がここの時期。
動きの制限はあるが、できるだけ動かした方が治りが早い。
施術で動きを出すアプローチ・手助けが可能。
男性の治りが早いのはこの時期に無理やりでも動かすから。(仕事柄も多く影響する)
痛みもかなり軽減され動かしやすくなる。
治るまであと一歩。
寝て起きた時の首の痛みの総称。
睡眠時寝返りが少なく虚血状態が続く、椎間関節(背骨の関節)に炎症が起きる、攣る(つる)など痛みが出る。
寝返りが少なくなってしまうのは泥酔や疲労が強いことが原因が多いが、
そもそも変な体制で寝てしまうのは元々の姿勢不良が原因のことが多い。
攣ってしまうのもデスクワークなど同一姿勢が長く続く人は首にかかる負担が多く,
筋緊張や筋疲労が溜まりやすいため。
代表的な症状は顎が痛い・顎を動かすと音が鳴る・口を開けにくいの3つ
原因は様々で、
・嚙み合わせが悪い
・日常の姿勢不良
・ストレスや緊張
・外傷による損傷の既往
などにより顎関節のずれが起き症状が出現する。
歪みを整えることで
・側頭筋(そくとうきん)や咬筋(こうきん)の負担を減らすこと
・顎につく筋肉への緊張を軽減すること
ができ、改善が見込めるケースが多い。
急性期は腫脹や熱感等あり、アイシングや固定・超音波や低周波などの負傷部位に直接アプローチが必要場合が多いので
重症度(Ⅱ度以上・・・不安定感や足を引きずる、腫脹、内出血あり)によっては物理療法のある医療機関の方がいい。
※鍼は急性期でも可能
対応可能なもの
・腫脹、熱感なく軽く捻ったくらいのもの。
・1週間以上経った症状。
・現在は急性期ではないが足首を捻りやすい人。
腱と腱を抑えるトンネルである腱鞘(けんしょう)が摩擦で腱の肥大・腱鞘の肥厚が生じ炎症が起きる。
痛みや熱感・動かしにくさなど。
⚠️時々手根管症候群などでも整形では手関節の症状だからと腱鞘炎と診断されていることがある。
スポーツや仕事・日常生活による使い過ぎが原因で起こる。
→使い方の修正・筋緊張緩和等による負担の軽減が必要。
スポーツ動作により痛めることが多いため種目の名前がついているが、日常生活でも過度に負担をかけると痛みが出る。
(例:デスクワークでの姿勢・タイピング・育児での抱っこ)
💡イメージ
手の甲側の腕の肘の近くを触りながら中指を動かすと動く筋肉がある。この筋肉をたどると肘の外側にたどり着く。
スポーツでは、競技を始めたての人に起こることが多く、フォームの乱れや筋力不足・疲労の蓄積により衝撃を吸収しきれず過度の負担がかかる。
→負担のかかった筋肉が引っ張られ付着部に炎症が起き痛みが出る
繰り返される投球動作により肘を痛めてしまう障害の総称。
投球動作の中でも外反ストレス(肩から肘までの骨のラインより肘から先が外に開くような動き)
により、肘の外側は圧迫され・内側は離されることで生じる。
小中学生の成長軟骨(骨が伸びたり太くなるのに大切なもの)が残っている時期に多い。
症状によって治癒期間は異なるが、フォームや柔軟性の改善が必要。
上腕骨内側上顆炎のこと。
肘の内側の痛み。
上腕骨内側上顆には手を曲げる筋肉が多く付着していて、
筋緊張が強くなることで引っ張られて痛みが出る。
上腕骨外側上顆炎のこと。
肘の外側の痛み。
上腕骨外側上顆には手を反る筋肉が多く付着していて、
筋緊張が強くなることで引っ張られて痛みが出る。
ストレスや生活習慣の乱れにより自律神経が乱れ、
倦怠感・不安感・不眠・多汗・動悸・不整脈・頭痛・肩こり・手足の痺れ・抑うつ・パニック障害など様々な症状を起こすものを表す表現。
※疾患名ではない
交感神経と副交感神経に分けられる。
💫交感神経
活動しているときや集中しているとき、
緊張しているときに働く 。
💫副交感神経
寝ているときやリラックスしているとき、
冷静なときに働く 。
交感神経と副交感神経は相反する性質を持っており、自分の意思とは関係なく生命維持をするために必要な働きをしている。
「起床し陽を浴びて交感神経が優位になり、日が暮れ徐々に副交感神経が優位になり就寝する」
このバランスが保たれないと身体の不調が現れるようになる。
・リラックス効果 → 副交感神経優位の時間を作る
・術者との会話 → ストレス緩和
・外出しなくてはいけない → 陽の光を浴びる→交感神経を働かせる
・交感神経は背骨の横を通っている → 姿勢改善・筋緊張緩和 → 自律神経を働きやすくする
黄色のLINEが
自律神経(交感神経)
一概に頭痛といっても種類があり対処法が異なる。
命に関わる症状もある。
(急に強い痛みがでる・痺れや呂律(ろれつ)が回らない・麻痺・痙攣(けいれん)を伴う場合は注意)
上記のような症状がみられる場合は病院の対応範囲
整体院で施術可能な頭痛はどれも自律神経(ホルモンバランス)や血流循環などが関わるものが多い。
根本を考えると姿勢が強く関わってくる事が多いため、改善が見込める症状が多い。
下記は整体院でよくみられる症状。
※どれか一つだけでなく合併してることもある
頭が締め付けられるような痛み。光や音に過敏になることもある。
痛みの波があり、ずっと続く。
首や肩周辺の筋肉の緊張により血流循環が悪くなったり、頭が引っ張られることで起こる。
ストレスにより起こることもある。
筋緊張の緩和・温めることなど神経を落ち着かせ血流を改善することで緩和がみられる。
こめかみのあたりがズキズキするような痛み。
吐き気や嘔吐を伴ったり光や音に過敏になったりする。
女性に多く、数時間〜3日ほど続く。
原因は解明されていないが、血管の拡張や炎症が起きている状態なので温めるなどで血流を良くすると悪化する。
女性ホルモンも関与していると言われている。
目の奥がえぐられるような強い痛み。
男性に多いが近年は女性でも珍しくない。
群発期と呼ばれる時期が1〜2年に1度数か月間あり、1日のうちほぼ同じ時間、数時間程度痛みが出るのが特徴。
原因は解明されていないが、脳にある視床下部の機能異常が関係しているといわれている。
メニエール病や脳血管障害、突発性難聴、耳石に問題があるものなど原因がはっきりしているものもあるが、
半分くらいは原因が特定できず疾患名がつかない。
原因が特定できていないものは、姿勢が関係するものが多いため整体で改善される可能性が高い。
原因がはっきりしているものは対応不可なものもあるため店舗へ確認を促した方がいい。
繰り返し突然起こる耳鳴りや難聴・耳が詰まる感覚などの聴覚障害を伴う回転性のめまい。
嘔吐感を伴うこともある。
内リンパ水腫(内耳のリンパ液が増える)によるもので服薬を中心に治療されるが中々改善されないケースが多い。
内リンパ水腫の原因として、ストレスや精神的・肉体的疲労、睡眠不足が大きく関与している。
そもそもの原因が改善されないと根本的な改善にならないので、整体で対応可能なものもある。
原因が特定されないものは、
・血流障害
・自律神経失調症
・睡眠不足
・筋緊張
・ストレス
などが影響していることが考えられる。
症状や生活習慣などから原因を予測するが、身体の歪みを改善することで緩和するものも多い。