人間

色素の扱いの権限を奪われし存在

神に疎まれ、【色】も【魔法】も失った存在。

かつて、地上に存在する全ての人々は魔法が使えた。

魔法は神が与えた権能であり、色素の力による世界の開拓と循環の力であった。

しかし、

ある人々はいつしかその役割を忘れていった。

ある人々はその力を傲り、□□に奪われた。

ある人々はその権能を、■■に捧げた。

この世界における【人間】は呼称も姿形も「人間」ではあれど、私達が知る「人間」とはまた別たる存在である。

人間

「人間」は「魔法を持たない文明生物」の総称であり、

姿形やルーツにはいくつかの種類が存在するとされる。

現在、地上に存在する人間の起源は【原色の三部族】とされる。

【原色の三部族】と比べ寿命、身体能力など全てに劣るとされ、魔物や災害の脅威により何度か滅びの危機に晒されている。

僅かながらにかつての色素の力を持ち、古代の魔法を取り戻す研究が盛んな【連邦国】

工業力と機械技術によってあらゆる脅威を排除してきた【帝国】

最も歴史が古く、神の寵愛により守られてきたとされる【皇国】

以上の三国を大きな拠点としている。