雪雫の祝福
作品コンセプト
この作品のコンセプトは「命のやりとりのプレッシャー」です。今作における戦闘システムは少し特殊で、【業(カルマ)】のレベルによって毎ターン体力(HP)とソウル(MP)が増減します。レベルによるステータス上昇を廃止し、1戦1戦を重めにすることで戦闘バランスの崩壊や単調さを無くすことを目指しました。また、前作の「弔いに花束を」がやや長編となってしまったことで途中で挫折してしまうプレイヤーが出てしまっていたので、今回はかかっても3時間前後で終わるくらいの内容としました。
シナリオ
この作品は前作「弔いに花束を」の世界で起きた過去の物語の一つです。本編「弔いに花束を」にあったとある【Named】ストーリーの内容を補足すものでありますが、本編を知らなくても十分楽しめる内容です。
キャラクター
今作については主人公の設定を極力無くし、プレイヤーとの同化を目指しました。その設計の一つとして、お供してくれるシスターやヒペリカムとのコミュニケーションの返答においての「まじめ」「おちゃらけ」「無言」といったどう振る舞うかを選択できるシステムにしました。
本当は返答によって後半の相手の態度が変わるみたいなこともしたかったのですが、イベントの管理が面倒なので断念した経緯があります。
ラベンダー
ラベンダーについて
正体不明の冒険者をイメージしました。
歳 :不明 性別:不明
名前の由来:沈黙、私に答えてください(花言葉)
性格 :なし
シスター
シスターについて
雪が似合う女性をイメージしました。とても心優しい修道女です。
歳 :不明 性別 :女性
名前の由来:希望、あなたの死を望みます(花言葉:本名はストーリー終盤に判明)
性格 :とても心優しく献身的
ヒペリカム
ヒペリカムについて
ミステリアスな女性をイメージしました。盲目の悪魔祓いです。
歳 :26 性別 :女性
名前の由来:悲しみは続かない(花言葉)
性格 :すごく真面目だけどどこか抜けてる。
「弔いに花束を」の舞台より、「原罪の山脈」が舞台