特別企画2
デジタル時代におけるアクティブシニアの躍動
ー通いの場2.0ー
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特別企画2
デジタル時代におけるアクティブシニアの躍動
ー通いの場2.0ー
演者
森田 圭祐
所属・肩書
株式会社MICIN
演題
シニア向けYoutubeチャンネルに込められた狙いと軌跡
座長
南雲 健吾
所属
リハビリ企画合同会社
シニアの介護予防において、「通いの場」の重要性が広く認識されている。
しかし、従来の通いの場はデイサービスや地域の交流スペースが主流であり、参加のハードルが高いと感じるシニアも少なくない。一方で、デジタル技術およびSNSの進展により、シニア自身が情報を発信し、社会とのつながりを持つ新たな形が生まれている。
その代表例が、シニアYoutuber「きょうこばぁば」と、彼女の活動を支える理学療法士の森田氏の取り組みである。森田氏は医療・介護現場での経験から、シニアが家に閉じこもることなく、より充実した生活を送るための方策を模索してきた。
その中で、Youtubeが新たな「通いの場」として機能する可能性を見出し、シニア自身が発信者となることで生きがいや交流を生む試みが始まった。
本企画では、「デジタル時代におけるアクティブシニアの躍動」をテーマに、新しい通いの場の可能性を探る。
特に、シニア自身が情報発信者となるYoutubeの活用に注目し、その可能性をシニアインフルエンサー「きょうこばぁば」と仕掛け人である理学療法士の森田氏に伺う。介護職経験を持つきょうこばぁばは、シニアの「遊びに行ける場所が限られている」という課題を痛感し、シニアが気軽に情報を得られ、交流できる場としてYoutubeを活用してきた。
一方、森田氏は理学療法士として、健康寿命の延伸を目指し、デジタル技術の活用に取り組んでいる。二人の活動を通じ、デジタル時代における新しい通いの場の可能性を探り、シニアがより主体的に社会と関われる方法を提案する
・政策資料・ガイドライン(PDF)
1)厚生労働省『通いの場の課題解決に向けたマニュアル Ver.1』(令和6年3月)
– 地域包括ケアにおける住民主体の「通いの場」の役割や理想像、普及の課題と解決策を体系的にまとめた最新マニュアル。全国14自治体の事例を通じ、高齢者同士の交流による介護予防効果を紹介するとともに、令和7年度までに通いの場参加率8%を目標とする国目標に対して多くの自治体で達成が危ぶまれている現状も報告されている
2)日本能率協会総合研究所『アフターコロナにおける通いの場の展開ハンドブック』(令和6年3月、老人保健事業推進費等補助金 研究報告書)
– コロナ禍を経た新しい「通いの場」の在り方や活動再開の留意点を示すハンドブック
住民主体の通いの場においてクラスター発生がほとんど起こらなかった調査結果や、オンラインなどICTを活用した取組事例も掲載されており、今後の介護予防活動の指針となる資料。
・関連動画コンテンツ
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