教育ディスカッション4
脳卒中患者の歩行障害に対する基本的な理学療法
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教育ディスカッション4
脳卒中患者の歩行障害に対する基本的な理学療法
演者
高橋 容子
所属・肩書
順天堂大学保健医療学部理学療法学科准教授
演題
脳卒中片麻痺患者の運動麻痺評価ならびに歩行との関連
演者
石渡 正浩
所属・肩書
植草学園大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻 講師
演題
脳卒中片麻痺患者の体幹機能評価ならびに歩行との関連
演者および座長
林 祐介
所属・肩書
順天堂大学医学部附属順天堂医院 リハビリテーション室
演題
脳卒中片麻痺患者の歩行評価と歩行練習の選定
脳卒中片麻痺患者の歩行障害の改善には,発症早期からの下肢装具を併用した頻回な歩行練習が推奨されている.しかし,臨床で歩行練習を実施しようとすると,歩行練習をはじめる前に歩行障害の主たる原因となる運動麻痺や座位・立位の姿勢異常に目がいくのではないだろうか。実際の臨床では,歩行評価はもちろん、片麻痺や、座位や立位姿勢に影響する体幹機能低下の重症度を評価し,それらを加味した上で歩行練習を含めた治療プログラムの立案が求められると考える.
本セッションでは,①脳卒中片麻痺患者の運動麻痺評価ならびに歩行との関連,②脳卒中片麻痺患者の体幹機能評価ならびに歩行との関連,③脳卒中片麻痺患者の歩行評価と歩行練習の選定について,の3つの視点で専門家が解説し,脳卒中片麻痺患者の歩行機能を多角的に捉え学ぶ機会を提供する.いずれも実際の評価法やその測定方法や解釈も交えた解説が含まれるため,明日からの脳卒中片麻痺患者の歩行再建を支援することを目的とする.