情報関連科目について(2025年度第2部社会学科入学生対象)
情報関連科目について(2025年度第2部社会学科入学生対象)
第2部社会学科では1年次に「統計情報処理および実習」と「プログラミング入門」のいずれか1科目を必ず受講します。
●「統計情報処理および実習」
現代社会のいたるところで、調査や実験で得られた大量のデータが蓄積されており、それらのデータを分析するための技術と知識を備えた人材が求められています。
この科目では、表計算ソフトExcelと統計解析ソフトSPSSを用いて、データ分析の基礎を学習します。ExcelとSPSSの基本的な操作、データの入力・保存・加工・可視化の方法、平均や分散等の基本統計量、度数分布、クロス表、相関などを取り上げます。なお、この科目は、社会調査士資格を取得するために必要な科目のひとつです(詳細は社会調査協会のホームページ「https://jasr.or.jp/」で確認してください)。
●「プログラミング入門」
大量のデータが生成・収集される現代において,それらの処理とそれに基づく判断を支えるデータサイエンスは今や必携のスキルと言えます。
また,日々AIが活用されるサービスは発展・普及しており,それらを正しい理解に基づいて用いることも今後の社会を生きる上で大切となります。
これらの要求に応えるためには,その基盤であるプログラミングに関する一定の知識が必要です。
この科目では,プログラミング初学者にとって比較的易しく,近年データサイエンスやAIで用いられているPythonを学びます。
具体的には,繰り返しや条件分岐,テキスト処理といったプログラミングの基礎となる知識・技術を,様々な制作物を作ることを通じて学んでいきます。
さらに高度なスキルを学びたいという学生は,社会学部第1部で開講する「プログラミング応用A~C」を受講することができます。