友枝敏雄・浜日出夫・山田真茂留編、2023、『社会学の力:最重要概念・命題集 改訂版』有斐閣
大学入学後も使える命題集
那須壽編、1997、『クロニクル社会学:人と理論の魅力を語る』有斐閣アルマ
社会学の考え方と代表的な学説がわかる
現代位相研究所編、2010、『本当にわかる社会学』日本実業出版
社会学の主要トピックを初学者向けに整理
セルジュ・ポーガム、『100語ではじめる社会学』クセジュ文庫
社会学の基本的なコンセプト100を紹介。
ケン・プラマー、2021、『21世紀を生きるための社会学の教科書』ちくま学芸文庫
誰にとってもより良い世界を目指す学問としての社会学の課題は?
平井太郎・松尾浩一郎・山口恵子、2022、『地域・都市の社会学:実感から問いを深める理論と方法』有斐閣
「空間」「距離」「移動」「コミュニティ」「不平等」などに社会学ならどうアプローチできるか、身近な例から問いかける。
山田昌弘、2019、『結婚不要社会』朝日新書
「結婚は当たり前?」「結婚したら幸せ?」当たり前に思いがちな結婚を、現代社会において考えてみる。
竹信三恵子、2013、『家事労働ハラスメント:生きづらさの根にあるもの』岩波新書
社会学の視点から身近な家事をとらえなおす。
柏木惠子、2011、『親と子の愛情と戦略』講談社現代新書
心理学をうたっているけれど、社会学的な視点で親子関係が整理されている。図表に慣れるのにもいい。
阿部彩、2008、『子どもの貧困』岩波新書
子どもの貧困問題に注目を集めた本
筒井淳也、2015、『仕事と家族』中公新書
「日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか」という問いに、歴史的視点と国際比較を通じて答える本。
政野淳子、2013、『四大公害病:水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市公害』中公新書
日本の環境社会学の原点である四大公害病の概説。
鳥越皓之・帯谷博明編著、2017、『よくわかる環境社会学 第2版』ミネルヴァ書房
環境社会学のテーマと考え方がよく分かる入門書。コラムが充実していて面白い。
須田木綿子・米澤旦・大平剛、2022、『組織理論入門:5つのパースペクティブ』晃洋書房
我が国初の組織理論テキスト
重永瞬、2022、『統計から読み解く色分け日本地図』彩図社
「何にお金を使う?」「睡眠不足の県は?」こんなことまで地図で分かる!
岩本裕、2015、『世論調査とは何だろうか』岩波新書
世論調査の仕組みと働きについて紹介する。第4章「調査を読み解く」と第5章「調査結果に惑わされないために」は特におすすめ。
本田由紀、2021、『「日本」ってどんな国?』ちくまプリマ―文庫
国際比較データから日本社会を見たら?
好井裕明、2006、『「あたりまえ」を疑う社会学-質的調査のセンス』光文社新書
世の中を社会的にみるセンスとは?