【講師】
石田 仁志(東洋大学名誉教授)
【日時】
10月11日(土)・11月8日(土)・12月20日(土)土曜日:全3回 14:00 ~ 15:30(90分)
【会場】
東洋大学白山キャンパス 交通アクセスはこちら
【受講料(一般)】
対面 4,950円(全3回分)
Web 3,300円(全3回分)
【受講料(東洋大学生)】
対面 1,650円(全3回分)
Web 1,650円(全3回分)
【定員】
対面 50名/Web 95名
【講座の到達目標】
日本を代表する現代作家・村上春樹の1990年代末の短編集『神の子どもたちはみな踊る』の面白さを理解できるようになります。
【講座趣旨】
この「村上春樹の文学世界」も今年で5年目です。昨年は『ねじまき鳥クロニクル』全3部作を取り上げました。今年は短編集『神の子どもたちはみな踊る』を3回に分けて1作ずつ読んでいきます。ですので初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。
『神の子どもたちはみな踊る』は1999年に「地震のあとで」というタイトルで発表された連作小説で、背景には1995年1 月の阪神淡路大震災があります。村上春樹にとって震災(地震)とは何であったのか、そして私たちはこの短編集から何を読み取れるのでしょうか。2025年4月にNHKがこの短編集から4編を原作とした「地震のあとで」という連続ドラマを放映しています。また、2024年に公開されたピエール・フォルデス監督のアニメ映画「めくらやなぎと眠る女」にも2編が原作として取り入れられています。それらの映像作品へのアダプテーションも視野に入れてお話しできればと思っています。
【講座スケジュール】
第1回 10月11日(土)短編集『神の子どもたちはみな踊る』より(1)「UFOが釧路に降りる」、「アイロンのある風景」
第2回 11月8 日(土) 短編集『神の子どもたちはみな踊る』より(2)「神の子どもたちはみな踊る」、「タイランド」
第3回 12月20日(土)短編集『神様の子どもたちはみな踊る』より(3)「かえるくん、東京を救う」、「蜂蜜パイ」
※注意事項をご確認ください