F6  遠野の地で生まれた地酒を未来へ!

共催:一般社団法人東洋大学校友会

【講師】

新里 佳子(上閉伊酒造株式会社 代表取締役 )

 

【日時】

11月16日(土)  10:30~12:30(120分)

 

【会場】

東洋大学白山キャンパス 交通アクセスはこちら

 

【受講料(一般)】

対面 無料

 

【受講料(東洋大学生)】

対面 無料

 

【定員】

対面 40名 

 

【講座の到達目標】

上閉伊酒造の酒造りの「こだわり」と遠野発の「ブランド」を追求している経営のあり方を知り、人・もの・地域・自然と調和した持続可能な経営哲学を学びます。

 

【講座趣旨】

 上閉伊酒造は、コメとホップの生産地「岩手県遠野市」で地酒と地ビールを醸造している酒蔵です。遠野市の地形は盆地になっています。冬の冷え込みは厳しく、日本酒の寒造りに適した地域です。澄んだ水・空気・コメ・ホップを使い「日本酒」と「ビール」を醸造しています。

 上閉伊酒造は、寛政元年(1789年)に初代新里庄右衛門が鍵町に建屋酒造店を創業しました。昭和19年戦時統制により上閉伊地区(遠野、釜石、大槌)の7業者が合併し、会社組織として現在の「上閉伊酒造株式会社」となりました。「國華の薫」はその当時から地元の皆様に親しまれてきた歴史ある商品です。南部杜氏が脈々と受け継いできたこの一滴一滴に真心込めて醸すお酒を未来へと承継していくことを使命としています。

 長いキャリアをもった熟練の南部杜氏は、「酒づくりで一番大事なのは、蒸米だ。米の産地やその年の気候によって違う米の出来具合に合わせて、浸漬時間を変える。」と酒造りに打ち込んでいます。そして新里佳子社長は「これからは、遠野唯一の酒蔵として、若い世代にも飲んでもらえる酒づくりを考えていきたい」と抱負を語っています。上閉伊酒造には、当主の酒と地域への熱い想いと杜氏の酒造りの徹底したこだわりが調和し、その関係が脈々と息づいています。


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