【講師】
河地 修(東洋大学名誉教授)
【日時】
10月6日(月)〜 12月15日(月)・10月18日(土)月曜日・土曜日(対面のみ):全9回(対面)、全8回(Web)
14:00 ~ 16:00(120分)
【会場】
東洋大学白山キャンパス 交通アクセスはこちら
【受講料(一般)】
一般/対面:¥14,850(全9回分)
一般/Web:¥8,800(全8回分)
【受講料(東洋大学生)】
本学学生/対面:¥4,950(全9回分)
本学学生/Web:¥4,400(全8回分)
【定員】
対面 50名/Web 50名
【講座の到達目標】
我が国初の「勅撰和歌集」である『古今和歌集』について、正しく捉え、正しく理解することを目標とします。
【講座趣旨】
延喜5年(905)に成立した我が国初の「勅撰和歌集」である『古今和歌集』については、明治31年(1898)正岡子規が、『歌よみに与ふる書』で「古今集はくだらぬ集」と痛罵しました。爾来、この作品は顧みられる機会が少なくなったように思われます。しかし、天皇、もしくは天皇に関わる伝統文化の再確認と再評価は、日本人にとって、次代に継承すべき必須の作業と思われます。「勅撰和歌集」とは「天皇の歌集」ということですから、この作品の謎に迫り、その真実の姿を明らかにすることで、この国の伝統文化の理解とその継承に努めたいと思います。
※下記テキストを使用します。講座の開講確定後にご購入ください。
岩波文庫『古今和歌集』佐伯梅友 校注
その他プリント配付有。
【講座スケジュール】
第1回 10月 6 日(月) 正岡子規「歌よみに与ふる書」を考える
第2回 10月18日(土) [対面のみ]フィールドワーク―「子規庵」訪問
第3回 10月20日(月) 「仮名序」の検討(1)
第4回 10月27日(月) 「仮名序」の検討(2)
第5回 11月10日(月) 「真名序」との比較考察
第6回 11月17日(月) 「部立」とは何か―四季と恋
第7回 12月 1 日(月) 「春歌」をつむぐことば
第8回 12月 8 日(月) 「恋歌」の諸相
第9回 12月15日(月) 『古今和歌集』の本質
※フィールドワーク参加希望の場合は対面型でお申込ください。
※注意事項をご確認ください