【講師】
高松 亮太(東洋大学文学部教授)
【日時】
10月11日(土)・11月15日(土)・12月20日(土)土曜日:全3回 10:30 ~ 12:00(90分)
【会場】
東洋大学白山キャンパス 交通アクセスはこちら
【受講料(一般)】
対面 4,950円(全3回分)
【受講料(東洋大学生)】
対面 1,650円(全3回分)
【定員】
対面 50名
【講座の到達目標】
蔦屋重三郎が出版した黄表紙(絵本)を読みながら、江戸時代の戯作と町人文化についての理解を深めていきます。
【講座趣旨】
2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、江戸時代中期から後期にかけて活動していた版元蔦屋重三郎の生涯を描いています。吉原で生まれ育ったとされる蔦重は、その地縁から充実した吉原細見(ガイドブック)を刊行し注目を集め、後に遊女評判記や狂歌本、戯作類など数々の出版物を世に送り出していきました。彼は時機を見定める勘と、作家や絵師の才能を見抜く感性を持ち合わせており、朋誠堂喜三二・恋川春町・大田南畝・山東京伝・曲亭馬琴・十返舎一九・北尾重政・喜多川歌麿など、今日でもよく知られる作家や絵師たちとタッグを組み、また彼らをプロデュースしていきます。本講座では、そんな蔦重が刊行した出版物の中から、黄表紙(絵本)を取り上げ、解説を加えながらその作品を味読するとともに、そこに描かれた江戸時代の文化について理解を深めていきます。
本講座は春期の続編となりますが、どなたでもご参加いただけます。
【講座スケジュール】
第1回 10月11日(土) 朋誠堂喜三二『見徳一炊夢』を読む
第2回 11月15日(土) 唐来参和『莫切自根金生木』を読む
第3回 12月20日(土) 山東京伝『江戸生艶気樺焼』を読む
※注意事項をご確認ください