(実施)秋期 A6「幕末維新の古文書」を読む 日米和親条約~日米修好通商条約
【講座目標】
簡単な古文書が読めること
【講座趣旨】
幕末維新の歴史を古文書を読みながら、やさしく語っていきます。
第一日目は、1854年に米国東インド艦隊司令長官ペリーと幕部儒者林大学頭が締結した日米和親条約の和文です。典型的な御家流のやさしい文書です。ところで、この条約の原本はなんと日本には、残っていません。日米外交関係の大事な文書なのに、どうしてでしょうか。
第二日目は、1857年の13代将軍家定による、米国総領事ハリス引見時に家定が発した言葉を書きつけた文書です。さて、 家定は何と言ったでしょうか。
第三日目は、1858年、薩摩藩主島津斉彬が、家臣に宛てた書状です。さすが、名君。流麗で堂々とした文字です。この手紙の三か月後に、斉彬は急死してしまいます。どんな内容が書かれているのでしょうか。
【講座期間】
第1回 10月10日(土) 日米和親条約
第2回 11月14日(土) 12代将軍家定「御意之振(ぎょいのふり)」
第3回 12月12日(土) 薩摩藩主島津斉彬の家臣(江戸留守居) 宛て書状(アメリカ・ハリス情報等)
【受講者からの感想】
・幕末維新期の背景がわかり、大変勉強になりました。ありがとうございました!
・古文書の読み方だけでなく、歴史的背景など詳しくかつ面白く解説していただきとても興味深く拝聴しました。
・古文書を読むことで歴史をしることができました。