環境はUbuntu10.10 (maverick)
http://d.hatena.ne.jp/adsaria/20081104/1225766991
ここを参考にやったけど一部をのぞいて普通にできた。
おおまかな手順は
必要なパッケージインストール
Linuxカーネルのソースを探す
# apt-cache search linux-source
Linuxカーネルのソースのダウンロード
# apt-get install linux-source-2.6.ほにゃらら
すると、/usr/src/linux-source-2.6.ほにゃらら.tar.bz2が作られる。
ソースコードの展開
# tar xf linux-source-2.6.ほにゃらら.tar.bz2
作成されたディレクトリに移動。
# cd linux-source2.6.ほにゃらら
現在のカーネルのコンフィグファイルをコピー
# cp /boot/config-2.6.なんちゃら-generic .config
これから作るカーネルのコンパイル環境に反映
# make oldconfig
コンパイルしてdebファイルを作る
# make-kpkg --initrd --revision=test.0.1 kernel_image
ここでちょっとひっかかった。
コンパイルは一応できたみたいだけどdebファイルの作成でひっかかってるぽい。
"ld: cannot find /ubuntu/omnibook/sections.lds: No such file or directory"
みたいなエラーがでる。
/usr/src/linux-source-2.6.ほにゃらら/ubuntu/omnibook/Makefile
の161-162行目を
#EXTRA_LDFLAGS += $(src)/sections.lds
EXTRA_LDFLAGS += $(PWD)/ubuntu/omnibook/sections.lds
↓に変更
EXTRA_LDFLAGS += $(src)/sections.lds
#EXTRA_LDFLAGS += $(PWD)/ubuntu/omnibook/sections.lds
とするとちゃんとdebファイル作成できた。
参考
http://2chnull.info/r/linux/1288605381/1-1001
の315
/usr/srcにlinux-image-2.6.ほにゃらら_test.0.1_i386.debができる。
作成されたdebをインストール
# dpkg -i linux-image-2.6.ほにゃらら_test.0.1_i386.deb
再起動すると作成したカーネルが適用される。
Makefileの4行目で
EXTRAVERSION = -22-generic
などと指定する。
shift押しながら起動すると出るかも。