九大灌漑利水学研究室・進捗ゼミ

毎週木曜日 10時30分

場所 オンライン

以下の報告資料を毎回作成してもらい,研究の進捗状況を共有しています.

報告資料の様式(2015年10月31日時点)

1. 研究の背景・目的

研究が進むにつれて,少しずつ背景の理解が深まり,研究の目的が明確になってくるはずなので,

研究の進捗状況にあわせて,適宜,加筆・修正する.

2. これまでに実施した作業

前週に,次の「3.次の1週間で実施する作業」で示した作業のうち,実施した作業を加える

(ここを確認すれば,これまでに実施した作業が時系列でわかるように).

3. 次の1週間で実施する作業

これから1週間で実施する予定の作業を列記する.完了した作業は次週の報告資料で2に移動し,やり残した作業は3に残す.

4. 今後の予定

短期的,長期的に固まっているスケジュール(調査,ゼミ,学会発表,論文執筆など)を記述する.

5. これまでに読んだ論文・報告書等

作者,年,タイトル,雑誌名・出版社,巻号,ページを明記する.ネット情報の場合には,確認日とURLも記載する.

論文を書くとき,文献リストの作成に思いのほか時間が掛かります.読んだ文献をここに蓄積することで,その作業が非常に楽になるはず.

なお,文献リストの書き方は雑誌によってマチマチですが,著者名をアルファベット順(日本名もローマ字表記で)に整理しておくのが良いと思います.

ゼミでは,主に「2.これまでに実施した作業」のうち,直前の1週間で何を実施したか,何が明らかになったか,

何ができなかったなどを報告してもらいます.必要に応じて,得られた結果や解析結果の図表を準備してください.

また,背景や目的を大幅に修正した場合なども報告してください.

その他,就活,帰省,サークル,バイトなどについても,研究に関係してきそうな情報があれば適宜報告してください.

なお,本ゼミの目的の一つは学生同士の研究内容の共有です.

是非,他の人の報告に対しては積極的に質問して,お互いの研究の理解を深めてください.

学生と教員とのディスカッションはもちろん重要ですが,特に論文執筆の時期には研究室の仲間の存在が大変重要になります.

そのときにお互いの研究内容を知っておけば,お互いが最高の相談者になってくれるはずです.