2016年8月15日
暑い日が続き、西鉄サンカルナの空調屋外機からの騒音も酷い状況です。
自宅と避難先の実家と行き来にも疲れ、今は自宅に顔を出すのは2日に1回くらいになっています。
5年ほど前にリフォームしたのに惜しいですが、やはり住み替えを考えるべきかと思っています。
まずは、いくらで売れそうか、不動産査定サイトを使って無料査定してもらうことにしました。騒音は酷いですが、便利な場所なので鉄筋コンクリートで事務所自宅として新築する人とか、再開発の業者とかが買ってくれるかもしれません。
不動産査定サイトから依頼可能な全て6社の不動産屋さんに依頼し、2社から査定がいただけました。
また、個別に大手の不動産会社にも査定を申し込み、査定をいただけました。
もちろん騒音問題については、依頼時に申告しています。
不動産屋さんたちは皆さん現地を訪れ、実際に騒音の状況を確かめていました。騒音に対する見解はいろいろですが、「やはり騒音がありますね。2割くらい割り引かないといけないかもしれません」とか、「買わない人は買わないでしょうが、買う人は買うでしょう」とかでした。査定価格は希望価格で出してくれる不動産屋さんもありましたが、辛い所もあり、3社で3割くらい差がありました。概ね、2割から3割は引かないと売そうにないです。正常価格の3割で8百万円の損失です。西鉄の騒音公害のために、第三者が見てもこれだけの損害があります。
A社の査定書を見ると、「現況・その他」に「老人福祉施設のエアコンの室外機からの騒音などの影響あり。」となっています。「3.環境」の「騒音・振動」では「ややあり」で、評点「-3.0」になっています。日照についても朝はサンカルナの影になるせいか「やや優れる」です。この評価が査定価格に反映されます。
B社の査定書では、「隣接地の影響」と「騒音」で星一つ減点されています。
C社の査定書でも、「騒音・振動」で「-3」の評価でした。
実際に住み替えるためにはいろいろ費用が必要です。中古の戸建てを買うとして次のようになります。
1)売るための仲介手数料などで100万円
2)買うための仲介手数料や登記費用で150万円
3)引越しの費用50万円
4)住めそうな中古上屋の買値として700万円(自宅建築物の移転費用相当です)
これに売値の目減り600万円を加えると1600万円もの損害になります。
騒音の公害調停をお願いした福岡県庁からは訴訟を薦められましたし、この損害に泣き寝入りはできませんので西鉄に賠償させる方向で訴訟を起そうと思います。
証拠集めの騒音測定はこちら。