設備の騒音公害2のページからの続きです。
低周波騒音公害に関する苦情の論点を整理してみました。
1.騒音公害の現状
1)西鉄サンカルナ福岡城南からの低周波騒音公害により
不眠、頭痛、吐き気、イライラなどの健康被害を受けています。
2)このため、自宅に住むことができず、毎晩実家に寝に帰る現状です。
休日に長時間自宅に居ると発症するので、出かけたり実家に行ったりしています。
3)騒音元1:高圧受電設備キュービクルから低周波の唸り音
深夜を含めて終日運転されており、就寝を妨げる元凶です。
九電産業の騒音測定で、63Hz~80Hzで心身に係わる苦情が出るレベルに達しています。
YouTube動画はこちら http://youtu.be/fs4IxpUSLh0
4)騒音元2:館内空調屋外機の騒音
自宅屋外でスマホアプリで測定し、60デシベルあり、
全機を最低風量、設定温度22℃に設定してもらっても寒い日は50デシベルを超えます。
YouTube動画はこちら http://youtu.be/4leGuqhEYQM
5)騒音元3:自家発電機の騒音
自宅屋外でスマホアプリで測定し、67デシベル程度ありました。
YouTube動画はこちら http://youtu.be/qULs4hhu6Fs
2.着工前の説明
着工前の2012年12月に「福岡市建築紛争の予防と調整に関する条例」に基づき設計図などが投函されていました。
福岡市の関連サイトはこちら http://www.city.fukuoka.lg.jp/d1w_reiki/reiki_honbun/q003RG00000809.html
設計図を見ると、屋外機器からの騒音被害が危惧されたため、
地下に設置するなどの代替設計案を示し、設計変更を求めました。
西鉄の松尾利浩マンション事業部長から文書による回答があり、
騒音規制法に基づく福岡市告示の規制では、昼間50デシベル以下、夜間は45デシベル以下で、
屋外機を全て稼動させた状態でも基準値以下となっている、振動音の影響もほとんど無い旨の内容でした。
なお、投函された図面には空調屋外機の記載はありませんでした。
3.改善を求めていること
騒音を極力抑制すること。具体的には次のとおり。
騒音元を遮音壁で囲み、その周囲内壁に反射音対策の吸音材を張ること。
遮音壁は低周波の抑制のために十分な質量を持つ、コンクリート製などとすること。
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2015年3月15日
最近、出張続きでほとんど自宅に帰れない状況です。幸か不幸か。
2月26日の昼にサンカルナの自家発電機の2ヶ月に1度の試験運転が行われました。
あいにく、この日も出張で不在だったのですが、ご近所さん達や家族が撮影してくれましたので、
YouTubeにアップしました。
防音壁などは無いので、爆音が近隣に響き渡ります。
自宅2階のベランダから測定した映像を見ると67デシベルありました。
着工前の設計変更要求に対して、西日本鉄道マンション事業部長からもらった回答書の説明は嘘でした。
その後、また発電機を運転すると連絡がありました。
今度は、3月24日午後1時から30分間運転するそうです。
問い合わせ先はサンカルナ福岡城南になっていました。
西鉄の担当者宛てに「迷惑なので、きちんとした防音対策をするまで運転しないように」とメールしておきました。
2015年3月28日
出張から帰ると、苦情メールヘの回答として、弁護士からの「御通知」が来ていました。
発電機の運転は強行されたようです。
弁護士の言うことは、西鉄全体として見解と説明されましたので、西鉄からの回答として掲示します。
秘密保持契約などしていませんので、私の家の郵便受けに投函されたものをどう扱おうが私の勝手です。
別に弁護士と喧嘩したいとは思っていません。あくまで、西鉄からの通知として扱っています。
相変わらず、西鉄の主張は高圧的ですね。迷惑への謝罪は一言もありません。
前から、気になっているのですが、小学校で「前略~草々」は親しくない人には失礼なので
「拝啓~敬具」を使うように習い、私は使ったことが無いのですが、弁護士の慣例は違うようです。
2015年4月25日
相変わらず出張続きですが、久しぶりに帰宅すると、サンカルナの空調屋外機の騒音が非常に耳障りです。
自宅玄関先で測定すると47dbありました。初夏の陽気なのでこんどは冷房でしょうか。
出張作業による睡眠不足で疲れた体にはこたえ、どんどん気分が悪くなっていきます。
設備点検やら消防訓練やらでご迷惑を掛けますという通知もきていました。4月は2回で、毎月なにかやっています。
1月末の話し合いで40日~50日でできると言っていた防音工事もできていません。
他にも、2度ほど朝4時ころ叫び声が聞こえたと家人が不安を口にしています。
いったいどうなっているのかとサンカルナに聞きに行きました。
弁護士と話をしろというのは西鉄が押し付けてきた勝手なルールであり、
自分は自分のルールで行動するまでです。
いきなり、玄関先のインターフォンのところでブロックされ、中に入れてくれません。
受け答えもインターフォン越しで、ガラス越に受付で話しているのが見えます。ビデオ撮影もしていました。
空調の設定は22度で風量小で暖房しているそうです。ひんやりしている場所があって暖房しているそうです。
空調の設定確認と、話を聞きたいと伝えましたが、入れろ入れないでらちが明かないので、また警察に通報して来てもらいました。
玄関に居る間、入居者の出入りスタッフが裏口に誘導していました。もう異常者扱いですね。
こんなことして迷惑を掛けている近隣住民を罪に陥れるようなことをして恥ずかしくないかと言ってやりました。
自分ならそんなことさせる会社は直ぐ辞めます。
警察官を通して、いくつか疑問点について確認しました。直接話してはいません。
警察官も入れてもらえず、空調の設定は確認できませんでした。
設備点検などの年間スケジュールは出せないそうで、警察官には見せたそうです。
防音工事はいつになるか分からないそうです。
未明の叫び声はサンカルナでは認識していないそうです。モニターはしていないのでしょう。
警察官はサンカルナのスタッフに対して、西鉄に弁護士に真摯に対応させるように伝えろと指導したそうです。
ここはサンカルナの敷地内なので帰るようにと説得され、引き上げることに。
その後、警察官に騒音の現場や、近くのスーパー屋上のコンクリート製の防音壁を見てもらいました。
ご近所にも事情を聞いていたようです。
2015年5月2日
その後、弁護士からの電話などはありませんでしたが、
出張から帰ると弁護士から防音壁を設置する旨の4月30日付けの手紙が来ていました。
一度で受電キュービクルや発電機まで含めて、完璧に実施されることを期待したいところですが、施工図などは入っていません。
前回2月24日の弁護士との話し合いでは、不十分なら何度でもやると話していましたので、不十分ならそうしてもらいます。
早朝の叫び声はおさまっている様です。
2015年6月20日
空調屋外機を防音材で囲む工事が行われたようです。左奥の屋外機が新たに囲まれているのが見えます。
手前の屋外機は元のアルミ囲いの内側に張った様で、隙間から少し見えます。
うるさい冬場に、効果を計測してみたいと思います。
その手前地面に設置された変圧器のキュービクルと発電機は相変わらず何も対策されていません。
来週、また発電機を動かすらしく、弁護士から通知が来ていました。特定記録郵便です。
前回はサンカルナから通知が来ていたので、詳細を聞きに行ったのですが、その対策の様です。
きちんと防音対策するまで運転しないようにとの要求は無視です。
そろそろ、なにか抗議行動をしないといけません。
それにしても、「・・させて頂く運びとなりました・・」とか祝い事みたいな書き方ですね。毎度、笑わせてくれます。
西鉄は今後、何十年この通知に金を使うを気でしょうか? 弁護士にとっては、美味しい仕事ですね。
ずさんな設計をした久米設計が負担するのかな?
2015年6月21日
自宅1階の防音シートに検索を促す記載をしました。
2015年6月23日
弁護士からの発電機の運転の通知に回答したいのですが、相変わらずメールアドレスを教えてくれません。
とりあえず、西鉄の担当者など知っている関係者に承知しない旨、メールしておきました。
これに対する回答は一切無く、通知のとおり、6月26日に実施されたそうです。
2015年7月11日
出張から帰ると、空調を運転していました。
梅雨の晴れ間の蒸し暑い日なので冷房しているようです。
予想していたことですが、防音工事の効果はほとんど無いようで、以前と変わらずうるさいです。
防音のプロに頼めば良いものを、単なる捨て金ですね。
どこまでも愚行を続ける安藤ハザマと西鉄です。
西鉄に苦情と前回のメールへの回答の催促するメールを送りました。
2015年7月18日
5ヶ月に及んだ出張が終わり、帰宅すると弁護士から手紙が来ていました。
2月24日に弁護士の事務所で話したときに、西鉄が提示した防音対策では問題は解決しない、
工事は完全な形で一度で済ませるのがお互いの為になるので再検討するように言いました。
これに対して、田中雅敏弁護士は鼻で笑って「不十分なら何度でも工事する」と答えました。
今回の手紙ではその発言を否定しているようです。
同席した人たちも聞いていたのですが、法廷でもそんなかな?
まあ、弁護士については、どうでも良いことですが。
2015年8月11日
また、弁護士から「発電機の点検を実施するので、騒音、ご容赦ください」の通知が来ました。
今度は、8月18日木曜16時から運転するそうです。
「70デシベル近い騒音を発生させる発電機の運転については、許容できない」旨のメールを何度も出しているのですが、
全く、意に介していません。非常に悪質です。
調べていると「人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律」というのがあり、俗に公害罪と言うそうです。
参考:公害犯罪処罰法入門 http://snet21.jp/boushihou/gshiryou1.pdf
健康被害が出ていることも事実だし、主犯の西鉄のマンション事業部長 松尾利浩を刑事告訴すべきかな。
成立すれば懲役刑です。その他、傷害で訴えることもできるようです。
とりあえず、西鉄内から膿(うみ)を出すことで再発防止になります。
参考記事 エコキュート低周波音による健康被害事件、民事訴訟で和解成立の朗報
井坂和弘弁護士のブログ
http://isakakazuhiro-lawoffice.jp/blog/archives/2013/12/post-15.html
低周波音被害について医学的な調査・研究と十分な規制基準を求める意見書
日本弁護士会の記事
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2013/131220_3.html
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法整備が後手に回り、多くの被害と係争を経て法律が出来るという流れはかつての公害と同様です。
強者の理不尽から社会を守るために闘うことは人類の永遠のテーマであり、
今も世界中でたくさんの人たちが闘っています。
周りの人にそれを求めるつもりはありませんが、私はその一人でありたいと思っています。
介護室を持つ老人ホームという病院にも準じる静穏な環境が求められる施設とは、
とても思えないサンカルナ福岡城南です。
今後、近所で新生児や幼児の脳障害などが発生し、医学の進歩で低周波公害との因果関係が周知となれば、
かつての水質汚染などの公害問題同様、西鉄は莫大な補償を負うことになるでしょう。
傲慢により、きちんとした対策をしなかった、それだけのためにです。
企業の悪行の影には必ず個人である犯人が居ます。
責任者:西日本鉄道マンション事業部長 松尾利浩、設計:久米設計 柿本英樹
長くなったので、設備の騒音公害4 続きます。
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