超音波検査
超音波検査
🍀超音波検査とは?
超音波は英語でエコーと言うので、エコー検査とも言われています。
当院で検査可能な部位は、頸動脈、甲状腺、腹部、心臓の4つです。
機器を身体に当て、跳ね返ってきた超音波を画像にして観察しています。
被爆がなく非侵襲的、リアルタイムでの臓器描出が可能な検査です。
🍀当院で検査可能な部位
🟨頸動脈エコー
✔️どんな検査?
めまいがある方や動脈硬化が心配な方、動脈硬化の危険因子である高血圧や糖尿病、高脂血症などの疾患をお持ちの方に実施します。
頸動脈の動脈硬化の進行具合を、血管壁の厚みを観察して評価しています。
また、血管内の流速をリアルタイムで観察することも可能です。
✔️検査方法
所要時間はお仕度を含め15~20分程度です。
左右の頸動脈部位に専用のゼリーを塗り、機器を当てて観察します。必要に応じて圧迫しますが痛みはありません。
✔️注意事項 ←詳細はこちらをクリック
・事前の行動制限はありません。
・タートルネック等のお洋服は、ゼリーが付着して汚れてしまうので可能な範囲で避けてください。同様の理由でネックレスも検査時には外して頂きます。
🟩甲状腺エコー
✔️どんな検査?
頸部の腫れがある方、採血項目で甲状腺疾患が疑われる方などに実施します。
検査では甲状腺の腫大や退縮、腫瘤の有無などを評価することが可能です。
✔️検査方法
所要時間はお仕度を含め15~20分程度です。
左右の頸動脈部位に専用のゼリーを塗り、機器を当てて観察します。必要に応じて圧迫しますが痛みはありません。
✔️注意事項 ←詳細はこちらをクリック
・事前の行動制限はありません。
・タートルネック等のお洋服は、ゼリーが付着して汚れてしまうので可能な範囲で避けてください。同様の理由でネックレスも検査時には外して頂きます。
🟦腹部エコー
✔️どんな検査?
当院の腹部超音波検査では、主に肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈を観察しています。
お小水が十分に溜まっていれば、膀胱や前立腺、子宮・卵巣の観察も可能です。
当院では背部痛、側腹部痛、肝機能障害などで検査を実施する方が多く、他にも対象臓器に関わる症状があれば実施しています。
脂肪肝や胆石、腎結石や臓器に伴う腫瘤像などの検出が可能です。
✔️検査方法
所要時間はお仕度を含め20~35分程度です。
お腹全体に専用のゼリーを塗り、機器を当てて観察します。観察の際は技師の合図に合わせて、息を吸ったり吐いたりしてもらいます。圧迫しながらの検査なので、痛みが強い場合はお声がけ下さい。
✔️注意事項 ←詳細はこちらをクリック
・空腹時に行う必要があるため、絶食での来院をお願いしています。午前の検査予定の方は朝食を、午後の検査予定の方は昼食を食べずにお越しください。水やお茶に限り、少量なら摂取しても構いません。
・お小水は可能な範囲で溜めた状態で来院してください。
🟥心臓エコー
✔️どんな検査?
胸痛や胸部違和感、動悸、息切れなどの症状で実施します。
心筋梗塞や心肥大、肺高血圧症などの疾患を検出することが可能です。また、血流を観察することにより、弁膜症や心房中隔欠損症などの先天性心疾患検出にも効果的です。
✔️検査方法
所要時間はお仕度を含め25~35分程度です。
検査ではベッド上に横向きになります。左胸に専用のゼリーを塗り、機器を当てて観察します。観察の際は技師の合図に合わせて、息を吸ったり吐いたりしてもらいます。機器を当てる部位は肋骨の隙間のため、検査中痛みがある場合はお声がけ下さい。
✔️注意事項 ←詳細はこちらをクリック
・事前の行動制限はありません。
・当院では女性技師が対応しています。