吸入薬について
吸入薬は非常に少量の薬剤を患部(肺)に届ける治療薬です。
そのため副作用は少なく、効果は比較的早く現れます。
一方で、適切に吸入しないと全く効きません。
適切に吸入する方法・・・ここでは吸入薬の吸入方法について紹介いたします。
プラーナクリニックの吸入手順書
日本大学医学部で吸入方法に関するHPが作成されました。
→吸入.comを見てみる
Q.吸入療法はいつまで続ければよいのですか?
気管支喘息の方は、症状が治まると吸入をやめたくなりますが、ガイドラインでは3〜6ヶ月で医師の指示のもと1つずつステップを落とし薬を減量していくことが重要です。自己判断で薬を中止するのではなく、まずは相談してください。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の方は、吸入をやめないことが重要です。継続することによって生存率が上昇します。また、活動範囲も広がることがわかっています。
薬を処方されたときに説明をうけても、本当に正しい使い方をしている人は30%程度という報告もあります。使い慣れていてもいつのまにか自己流になっていたり、間違った手技のまま使い続けていては吸入の効果が十分に得られません。医師・看護師・薬剤師に気軽に相談してください。
A.吸入療法は継続しよう。
文責:看護部・薬剤部