渡 邉 秀 樹 先生 益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます
この度、渡邉先生が、令和4(2022)年3月31日付で教員生活を終えられました。とても寂しいのですが、お知らせいたします。
渡邉先生は、39年間という長きにわたり、教師として、そして、剣道部顧問として、多くの有望な生徒、剣道部員をご指導されてきたことはご存じの通りです。大学を卒業されてから、越谷東高校に11年、越谷北高校に9年、川口青陵高校に8年、私たちの越ヶ谷高校には平成23(2011)年から11年、勤務されました。
越ヶ谷高校在職中の平成26(2014)年5月の越ヶ谷高等学校剣道部OB会設立と今日までのOB会活動に対する、渡邉先生のご指導とご協力が果たした役割はとても大きなものでした。ありがとうございました。渡邉先生は、賛助会員としてOB会にご入会されて、時間の許す限り、これからもOB会に顔を出したいとお話しくださいました。
退職されて休む間もなく、公益財団法人埼玉県剣道連盟の事務局長という重責を担う日々になっているそうです。渡邉先生、長い間の教員生活お疲れ様でした。ご健康に留意されて、益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
(事務局)
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あいさつ
冨田前会長は剣道部の創立に尽力されたばかりでなく、創立より50年を経た剣道部にОB会を設立するという難事業を中心になってやってくださいました。そのあとを受けて2代目の会長を任されました8期生の関根です。頼りになる多くの先輩方や優秀な後輩諸氏に助けていただきながら、精いっぱい務めさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私は、土台のできたОB会がさらに発展できるように、今後も剣道部卒業生の交流を図っていきたいと思います。奇数月第2土曜日の稽古会や秋の市内高校ОB交流会ではОB有志の気迫に満ちた稽古が行われています。また「卒業生の集い」は会員以外の卒業生にも広く声をかけて毎年1月末ごろに行っています。まだお越しになっていない方はぜひとも一度、顔を見せてください。お待ちしております。
そして何より大切なのは、我々の後輩である現役高校生部員です。少しでも部員が増えて楽しく充実した高校生活が送れるように後押ししていきたいと思います。
ОBの皆様のご協力をこれからもお願いして私のあいさつといたします。
越ヶ谷高校剣道部OB会 会長
第8期生(昭和48年卒業) 関根 芳孝
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『未見の我』の揮毫にあたって
私の好きな言葉のなかに『未見の我』(みけんのわれ)があります。これは、越高在学中の剣道部顧問、故中野實先生が揮毫されたものを拝見した時からで、私はその言葉に興味をもちいろいろ調べてみると、安積得也という名前が出てきました。
安積得也は、奇しくも私の住む鷲宮(現久喜市)にたいへん縁の深い「埼玉の偉人」で、私の卒業した鷲宮中の校歌を作詞した人でもあります。当時はその校歌の雄大さに戸惑いもありましたが、明治に生まれた彼が現代(昭和、平成)を見据えて私達に未来を託していたことに気づき、今更ながら素晴らしい校歌だと感心しております。
このたび縁あって母校越ヶ谷高校剣道部の手ぬぐいを揮毫するにあたり、私の選んだ言葉『未見の我』は詩人でもある安積得也が作った詩の一節にもなっています。『未見の我』は「誰にも隠れた可能性がある。だからまだ見ぬ自分を探しに、前を向いてしっかりと進んで行こうよ。」と私達を応援してくれる言葉なのです。この手ぬぐいをつける皆さんが一人でも多くの人と稽古をして、今まで知らなかった自分に気づくことができればと願っております。
第8期生(昭和48年卒業) 加庭 栄之助
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剣道部について
越ヶ谷高等学校剣道部は昭和40年5月に創部され、昭和から平成へと半世紀にわたり活動を続け、創部50年を迎えることができました。
当初は剣道具も稽古場もないスタ-トでありましたが全部員の気持ちが一つになり、他の高校剣道部に早く追いつけ、追い越せの気概を持って猛稽古に励みました。結果、全国大会出場(女子個人)、関東大会出場(男子団体、女子団体、女子個人)と輝かしい躍進を遂げました。
50年の節目を迎え【剣道部創部50周年を祝う会】を、平成26年10月25日に開催いたしました。ご来賓の皆様、OBの諸氏(北は北海道から南は四国まで)多数のご参加を戴きまして盛大に行うことができました。
越ヶ谷高等学校剣道部卒業生及び同窓生の皆様におかれましては、これを機に、剣道部現役生を応援し、部員が出場する大会(近い将来全国大会や関東大会)を一緒に応援してみませんか。
第1期生(昭和41年卒) 冨 田 哲 夫
越ヶ谷高校剣道部、部旗の誕生
この度、20数年ぶりに部旗が発見されたことを聞き、驚きと嬉しさで感動しました。部旗を作った当時のことをコメントして下さいと依頼されましたが、約45年も前のこと、どのようないきさつで「心」に決まったかはっきりとした記憶はありません。いろいろな言葉が候補に挙がったと思います。剣道に関係する言葉といえば残心や平常心、不動心、心技体等たくさんの言葉があげられます。当時、それらの言葉に共通して使われていた文字が「心」でした。すべてが心から始まり心に帰ってくる。剣道は心が基本という考えから「心」に決まったようでした。(当時、そこまで深く考えていたかな?)
私は高校卒業後も縁あって剣道を続け、中学校の教員になりました。今年3月に定年退職しましたが、その間、いくつかの学校で剣道部の顧問を行い「心」の部旗を作りました。今、私の教え子達が新たに剣道の指導者として活躍してくれていますが、剣道の心を次の世代を担う子供達に引き継いでくれていることを大変嬉しく思っています。そして、45年前にその原点であった越ヶ谷高校剣道部で稽古に励めたことを誇りに思っています。これからも、剣道の心が永遠に続いていくことを願っています。
第6期生(昭和46年卒業) 島村 照翁
OBの名札
道場に初代部員からOB全員の名札を飾りました。是非、道場に足をお運びのうえご自身又は、歴代の方々をご確認いただきますようご案内申し上げます。