逆襲のシャアにひたすらツッコむ!
何度観たかわからない大好きな逆襲のシャアですが、見るたびに発見があります。
千本ノックとまではいかないものの、思いつく限り突っ込みを入れていこうと思います。
■ガンダムヘッドのシート
チェーンが豪快にひっぺはがした巨大なシート、制御不能になって他の作業員の邪魔になっていないか心配です。
■日本語の勉強①
逆シャアで覚えた日本語その1 「かどわかす」
漢字で書くと、「勾引かす・拐かす」
そのあとの卒倒シーン(この人が「インドのクリスチーナ」)、よく見ると顔面からいってて痛そう・・・
顔面は無事のようです。
■墜ちろ!蚊トンボ!!
蚊トンボのように撃墜されるパイロット(CV島田敏)
■サザビーのサイズ
これは有名ですね。この絵のサザビーのコクピットと、後で出てくるガンダムとの対比からサザビーの全長を推計すると、サザビーのサイズが70メートルを超えるという・・・
■サザビー発進シーン
ケーブルで引っ張られて一瞬タメが入るサザビーの発進シーン、理屈はともかくカッコいいですよね。
逆シャアが初出かどうかは分かりませんが、ガンダム内外を問わず、後世のアニメでオマージュされまくってます。
ユニコーンガンダムの最後の出撃シーンもこれ。
■ギュネイボロボロ
直撃コースをシャアの援護で免れる > ダミーの機雷で機体破損 > ビームライフル直撃
リガズィのアムロ相手にいいとこなし。
■リガズィのダミー
ギュネイ機を損傷させたのはアムロが放ったダミーだと思ってましたが、違うようですね。
(作画ミスだろ、という突っ込みはなしで・・・)
リガズィのダミー
ギュネイが接触して爆発したダミー
■シャトルのロケット点火
タイミングに微妙なズレがあるのが、カッコいいといえばカッコいいんですが、整備不良じゃないかと不安にもなる。
アクシズの点火もズレがある。出渕さんのこだわりかも。
■シートベルト
隕石の近くを航行するってわかってるんだから、シートベルトくらいあらかじめ締めさせておこうよ・・・
■作画崩壊
背景のムサカの作画が雑過ぎ。
■キュロットスカート
月面でほぼ無重力なのに、そんなヒラヒラしたやつ、無防備過ぎますチェーンさん!
■「なんて作戦だよ、モビルスーツは白兵戦がメインだってのに」
そもそもどんな作戦だったんでしょうね。陽動なので、遠くからけん制するだけでよかったのかな。
結局ラーカイラムに単機で突っ込んで直撃弾食らわせたり、ケイラと接近戦したり、「好き勝手」やってるレズンさん。
ちなみにレズンの声は伊倉一恵さん。シティーハンターの香で有名。ガンダムも、逆シャア以外にF91や0083(モーラ)に出てます。
■タイヤ
ラーカイラムの側面に貼ってあるタイヤ。何のために?よく見ると、大小のタイヤを組み合わせて、けっこう凝った意匠になっている。
■ララァのセリフ
ずっと「傲慢」だと思っていました。「拷問」だったのか。
■父「こんなものに興味があるなんて知らなかった」 娘「人がいるとあれだ」
クェスがモビルスーツに興味があることを前から知っているくせして、それをとぼけている(娘が兵器という武骨なものが好きであることが恥ずかしい)、ってことでしょうか。
それとも、放置しまくって父親らしいことなど何一つしていないくせして、人前で父親然としたセリフを吐いているのが気に入らないってことでしょうか。
■ブチ切れクェス
クェスのぶっ飛んだ思考回路を象徴するシーンですね。
おそらく初めて会話するチェーンに対して、ここまで食って掛かることができる理由がわからず、初見、どころか何度見てもポカーンとしてしまいますね。
父性を強く求めるがゆえに、それを邪魔する相手には攻撃的になってしまうということでしょうか。
加えて、アデナウアーが愛人を囲っていたので、年増(自分基準)の女性への敵意に拍車がかかっているのでしょう。
■ロープ
よくその場におあつらえのロープがあったもんだ。宇宙世紀なのに昔ながらのロープってのがまたいい。
■急制動
クェスが車に「デーン!」と乗り込むシーン。空中でなんの支えもないのにどうやって急停止しているんだろう。
ミノフスキークラフトかな。
■チャージ?
「あいつのチャージできてる?」「はい、ハロですね」
ホテルでチャージといったら、「ルームチャージ」が真っ先に思いつくけれど、その意味ではないですよね。
単に「充電」のことなのかな・・・
■3代目
初代・2代目がどれなのかは、いろいろな考察があるようです。
■日本語の勉強②
逆シャアで覚えた日本語その2 「阿漕」
この前に出てくる「俗物」もやっぱりガンダムで覚えたけれど、初出はハマーン様でしょうか。
■いい趣味?
「ハイザック」というレトロなモビルスーツが「いい趣味」なのか、それともあのカラーリングがいいのか、どっちなんだろう。
ネオジオン総帥の救出劇という緊迫した場面で、かつ総帥が目の前にいるのに、この会話。「能天気な連中なのかな」
■「私に実感なんだ」
おかしな日本語ですが、クェスだから(あるいは富野だから)しかたがない。
■ノア家の部屋
仮にもロンドベルの司令官で大佐の家族の家なのに、ボロすぎやしませんか?
それとも、シャトルに乗れなくて急遽滞在用に借りた部屋なのかな。
■きれいなクェス
このシーンのクェスが妙にカワイイ。ちょっと長澤まさみっぽい。
■コロニーと艦隊
CGとセル画を融合させている絵がいくつかありますが、違和感ありますね。
1988年の映画なので、むしろすごく頑張っているとは思いますが。
■会計監査局扱いの核
どんな経緯で会計監査局に核兵器が持ち込まれることになったのか、いろいろ妄想してしまいます。
監査で横流しが発覚して押収したものの処分されずに放置、ってあたりが無難なところでしょうか。
■自由なクェス
離れないどころか追い抜かされてます。
■牽引ワイヤー
こんな巨大で大事な荷物、出航間際にワイヤー飛ばさなくても、事前にしっかり艦に固定しておくべきでしょ。
■リロード
ルナツー戦でのレズンさん。まだ3発くらいしか撃ってないのにリロード。
貧乏性なのでもったいないなぁと思ってしまいます。
ちなみにレズン機のライフルは特別仕様で、弾倉が銃の上についています。
■「大丈夫か!」
ギュネイのぞんざいな言い方にいつも笑ってしまう。
ギュネイ的には「被弾しているけど大丈夫か?」なんでしょうが、クェス的には精神的にヤバイ状態で、そのあたりをギュネイがまったく理解していないのがよく表れている。所詮は強化人間。
そこまで考えて演技しているのだとしたら、山寺宏一さすがです。
■手首
やってみるとわかりますが、アムロの手首の角度、再現しようと思うとかなりの柔軟性が必要。
■間一髪
ギュネイさん、閉じるコクピットに挟まれそうになって圧死寸前。いつもはらはらしてしまう。
さすがに安全装置がついてそうですが。
■最高機密
ヤクト・ドーガっていったら、ギラ・ドーガをベースにシャア専用機を目標に開発された超ハイスペック機ですよ。
結局目標スペックに達することができずサザビーの開発に至ったわけですが、にしてもジオンのサイコミュ技術が惜しみなく投入された最高機密マシンであることに変わりはない。
それを「被弾したヤクト・ドーガなど放出しろ!」だなんて、このおっさんもナナイも銃殺刑ものですよ。
ちゃっかりゲタまで持ち出しているクェスはさすが。
■第二波
コロナウイルスの緊急事態宣言解除後、真っ先に思い出したのはシャアのこのセリフです。
あと、私、お腹を下しやすい体質でして、下痢がいったん収まった後も、慎重に行動するためにこのセリフを自分に言い聞かせます。
■ファンネルの数
サザビーはミサイル迎撃のためファンネルを使っているはずなのに、クェスを回収したあとのシーンではファンネルがフルになっている。
まぁ一旦帰還したのかなぁということで。
どう見ても作画ミスなのがギュネイのヤクト・ドーガ。
核ミサイル狙撃で全ファンネルを使用、そのあとのリガズィ戦、ファンネルが一つもない絵が何回も出てくるのですが・・・
あれれ?
最終決戦時のサザビーも、ミサイル狙撃&アムロとの一騎打ちでファンネルを使い切っているはずなのに、そのあとファンネルフル装備の絵があります。
■「アクシズ、行け!忌まわしい記憶とともに!」
機会があったら使ってみたいと思っていた名セリフですが、案外そんな機会はない。
■核弾頭の誘爆
よく言われることですが、外部からの衝撃で核弾頭が破壊されても、核反応が起こることはありえません。
おそらく破壊される寸前に自動信管で起爆したんでしょう。物体・熱源が一定距離近づいたら起爆する、とか。
おっかないですが・・・・。
■日本語の勉強③
逆シャアで覚えた日本語その3 「折檻」
13歳の少女が使う言葉とは思えませんが・・・
■誤射
ギュネイさん、味方撃ってますよね・・・
■ファンネルを外す??
ライフルを捨てろって言われて、ファンネルまで外すアムロ。ファンネルを外す=攻撃予備動作だから外しちゃだめでしょそれ。相当テンパってたのかな。
ギュネイもギュネイ。「バカ、外すな、抵抗する気か!」って突っ込むところでしょ。
「ストレートに防御に働いて・・・」って後で悔やんでたけれど、ファンネル外すところも含まれてるのかな?
■死体損壊
ケイラを手に持ってるのに、急加速・急旋回し過ぎ。これじゃぁ助かるものも助からない。
■無理に着艦
ジェガンの足がもげてますね。謎のタイヤが役に立っているようにも見える。
■「すまんがみんなの命をくれ」
名セリフ。リュウが死んで泣いていた頃のブライトとは全然違いますね。
飲み会の会計・カンパ等でみんなからお金を集めるときに使えるかも。
■息子をブリッジへ
被弾率の高いメインブリッジに息子を置くなんて、とよく突っ込まれるシーンですが、福井晴敏原作の漫画『ガンダムUC 虹にのれなかった男』では、ブライトがこんな風に述懐しています。
いの一番に敵に狙われる場所ではあるが、安全区画でなにもわからずに死ぬよりは戦況がわかる場所にいたほうが気が楽であろう と
これは親心というより男同士の情けと言った方が近い
■Iフィールド
ジェガンのビームライフルをくらってもびくともしないα・アジール。
この描写から、Iフィールドを発生させているのでは、という説もあるそうです。
■ダミー
νガンダムのダミー。おへそが黄色くてキュート。
■邪気
「邪気が来たか」って言ってますが、これはもちろんクェスのこと。
ただ、この前に、「敵意が無邪気すぎる」と言っているんですよね。無邪気=クェスだったのに、その後すぐに邪気扱い。
数分でダークサイドに堕ちちゃったのかな。
■空いているジェガン
ボロボロのリガズィでチェーンが出撃するくらいモビルスーツが足りないのに、出撃可能なジェガンが余っているのがいかにも突っ込みどころですが、『ガンダムUC 虹にのれなかった男』によると、電気系統の故障があって出撃を見合わせた機体だそうで、それが幸いしてハサウェイの行動は一切記録されていなかったらしいです。
■誤射 その2
2つの有線アームで挟み撃ちを試みるクェスですが、アムロにかわされて、自分のアームを撃墜してしまいます。
■ギュネイ散る
このあっさりとした被撃墜シーン、初見では驚きました。クライマックスへ向けてのリズム感を損なわないためにあえて、とも思えます。
■伏線
ギュネイは、アムロが手放したバズーカーに気を取られているうちにやられてしまうわけですが・・・
実はこれには伏線があって、冒頭の5thルナ戦で、リガズィのパージされた飛行ユニットにギュネイが気を取られる描写があるんです。
アムロがこれを覚えていて、勝負所でギュネイの弱点を突いた、と考えることもできます。
↓ 思いっきりアムロから目をそらしてます。
■そこか!
ゲームプレイ中などによく使ってしまうセリフ。マインスイーパーとか。
そのあとの「まだ来る!」も使いますね。
■ハサウェイを探すチェーン
チェーンはどうしてハサウェイが出撃したことを知っているのでしょうか。
ブライトはまだハサウェイがいないことに気が付いていないので、ラーカイラムから通信が入ったとは考えにくい。
ニュータイプ的感知(サイコフレームの力)によるものでしょうか。
■あっさり接触
有線サイコミュ式メガ・アームで、近づくジェガンを片っ端から撃墜しているα・アジールのコクピット付近に、よくもまぁあっさりと近づけたもんですね。
ハサウェイにニュータイプの資質があるからなのか、あるいはクェスがニュータイプ能力に頼って索敵しているため、殺気のないハサウェイを見逃したのか。
■α・アジールの爆発
爆炎のなかに緑色を混ぜた人、天才だと思います。過剰な演出を使わずに、α・アジール、あるいはクェスの最後というスペシャル感が表現されている。
■サザビー無双
約5秒の間に5機のジェガンを葬っています。別項でロンド・ベルの全モビルスーツ数を推計していますが、それ以上に撃破されているのではないかと心配になります。
スーパーファミコンの、SDガンダムX・およびGXでは、最大1対6の対戦が可能で、よくサザビー1機で敵機の群れに突っ込んで、このシーンを再現し一人興に入っていました。
■ロンドベルのマーク
ベルの絵があしらわれたロンドベルのシンボルマーク、劇中での登場は、このプチモビルスーツだけではないでしょうか。
プラモデルだと、ジェガンにもちゃんとこのデカールが付属しているのですが。
■パワーダウンだと!
車や家電製品の調子が悪いと、つい使ってしまうセリフ。
3回目の射撃でもうパワーダウン。2回しかまともに打てないのか、チャージに時間がかかるのか。
■ガンダム放置
アクシズに停めてあるラーカイラムやνガンダムを破壊しない、やさしいシャアさん。
アニメ演出的には、まったくもって正しい選択です。
■ライフル強奪
よく見ると、サーベルでギラ・ドーガを切り裂きつつ、ライフルを奪い取っています。
ガンダムUCでも同様のシーンがあって、ただ初期設定のためしばらく撃てずバナージがヤキモキするんですが、この時のアムロはどうだったのかな。
アムロは機械マニアだから事前に設定してそう。
■ヘルメット
アクシズからガンダムのコクピットに戻ったアムロ。損傷したヘルメットを投げ捨てますが、戦闘中にコクピットの中で跳ねまわったりしないか心配。
自動的にお片付けしてくれるようになっているのかな。
■「レウルーラを撃沈しろ!」
なんて簡潔な命令なんだ。無茶振りっすブライトさん。
■計算してみた
さすがネオジオン総帥専用機。脱出コクピットだけで、分断されたアクシズの観測と軌道計算をすべて行えてしまうハイスペック。
観測データだけはレウルーラからもらったか、あるいは計算まで部下がやっていて結果だけ受信した可能性もありますが。