09.調査結果②数値データのまとめ方
今回は、
「数値データ」のまとめ方について学習します。
§07で作成したExcelブック「BIT18131999」のSheet「人的・物的被害の状況」について、
「数値データのまとめ方」という観点から再度確認し、修正・訂正を行います。
1.数値データのまとめ方
ビジネス現場のITリテラシーでは、「情報」とか「データ」という言葉がよく使われます。
ここで、「情報」とか「データ」という言葉の意味について、再度、確認しておきます。
【情報とは】information
【データとは】data
上記の解説から以下のことが解ります。
①コンピュータでは、映像も音楽も文字も数値も全てが「0または1」の2進数に数値化されたデータとして処理されます。
【注意】 参考書FOM E3
Excelで扱うデータには「文字列」と「数値」がありますが、日付などもデータとして処理されます。
②1個以上のデータが意味を持つ場合、情報を持ったデータといえます。
ところで、
数値データはExcelで処理すると便利です。
日付、通貨(お金)も数値データとして処理されます。
Excelで数値データを処理する場合、
1.最初に数値データを入力した表を作ります。
参考書FOM E3~23
①データの入力 【注意】数式、関数、表示形式なども含む
②罫線の設定;格子⇒太い外枠⇒見出し欄に太い外枠⇒合計欄の上に下二重罫線で仕切る
③見出し欄・合計欄を「色の塗りつぶし」
2.入力したデータから情報を抽出するために種々の分析をします。
①並べ替え⇒大きい順、小さい順
②分類別合計
③条件抽出
【注意】
データを入力した表をデータテーブルの形式にしておくと、Excelのデーターベース機能が使えるようになます。
参考書FOM E36~50、E98~104
3.データの可視化(見える化)
参考書FOM E30~35、E80~90
Excelを利用することで、数値データから種々のグラフを作ることが出来、見た目に解り易くなります。
WordレポートやPowerPointプレゼンテーション・スライドに貼り付けた場合、数値の並んでいる表よりグラフの方が見た目に解り易いという効果があります。
ビジネス現場では、可視化という観点からより効果的なグラフが利用出来るITリテラシーが要求されます。
2.Excelブックの確認と修整・訂正
§07で作成したExcelブック「BIT18131999」のSheet「人的・物的被害の状況」について、
「数値データのまとめ方」という観点から再度確認し、修正・訂正を行います。
【作業手順】
1.前回作成したExcelブック「BIT18131999」を開きます。
↓
【注意】
ExcelブックのSheetは、前回保存した状態で開きます。
⇒Sheet「被災地自治体基本情報の一覧表」
2.Sheet「人的・物的被害の状況の一覧表」を選んで前面に出します。
3.Sheet「人的・物的被害の状況の一覧表」について、
下記の「数値データのまとめ方」という観点から再検討し修正・訂正を行います。
1)最初に数値データを入力した表を作ります。
参考書FOM E3~23
①データの入力 【注意】数式、関数、表示形式なども含む
②罫線の設定;格子⇒太い外枠⇒見出し欄に太い外枠⇒合計欄の上に下二重罫線で仕切る
③見出し欄・合計欄を「色の塗りつぶし」
2)入力したデータから情報を抽出するために種々の分析をします。
①並べ替え⇒大きい順、小さい順⇒今回は、自治体を北から南に向かって並べ替えます。
②分類別合計⇒今回は、合計欄を作ります。
③条件抽出⇒今回は、特にありません。
【注意】
データを入力した表をデータテーブルの形式にしておくと、Excelのデーターベース機能が使えるようになます。
参考書FOM E36~50、E98~104
3)データの可視化(見える化)⇒次回に学習します。
参考書FOM E30~35、E80~90
Excelを利用することで、数値データから種々のグラフを作ることが出来、見た目に解り易くなります。
WordレポートやPowerPointプレゼンテーション・スライドに貼り付けた場合、数値の並んでいる表よりグラフの方が見た目に解り易いという効果があります。
ビジネス現場では、可視化という観点からより効果的なグラフが利用出来るITリテラシーが要求されます。
【出来上がり見本】
上書き保存
4.修正・訂正が済んだ表を、WordレポートとPowerPointプレゼンテーションスライドに貼り直します。
3.課題の提出
WordとPowerPoint、Excelを全て閉じます
フォルダ「ビジネスIT演習A」には、
Excelで作成したBook「BIT演習18131999」
Wordで作成したレポート「BIT演習18131999」
PowerPointで作成したプロジェクト「BIT演習18131999」
の3種類のファイルが保存されています。
【課題の提出】
出来上がった3つのファイルをメールに添付して先生に送信し、提出して下さい。
①先生のメールアドレスは、t067110@st.daito.ac.jpです。
②メールの件名は、数値データのまとめ方 学籍番号 氏名、として下さい。
【注意】
ファイルは全て閉じてからメールに添付して下さい。
開いた状態で添付し、送信すると、
着信側では壊れていてファイルが開けない場合があります。
【以上】