今回は、
情報を収集する手段の一つであるWikipedia(ウィキペディア)について課題演習を行います。
Wikipediaは、Google検索が大流行した頃に登場し、
その百科事典形式が利用しやすい反面、
誰でもフェイクな情報が書き込めるオープンさから、
学術的には「信用度が低い」と評価され、現在では、学術論文などでの引用には利用されていません。
ただし、
Wikipediaで下調べをした情報について元の出典に当たって確認し、
フェイクでない情報だけを引用するという方法もあります。
Wikipediaについては、Wikipedia自身に紹介記事が出ています。
そこでは、「フリー百科事典」であると定義されています。
そこで、今回は、Wikipediaを使って、情報収集する課題演習を行います。
Wikipediaを使って、
前々回にコトバンクを使って情報収集した「剽窃」という言葉の意味を検索し、
情報を収集して、WordのレポートとPowerPointのスライドにまとめて下さい。
「剽窃」のページは表示されず、
剽窃から転送されたとして、
「盗作」のページが表示されました。
【注意】
・探している言葉の意味を解説したページが必ず見つかるとは限りません。
・「この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 」と表示されることがあります。
従って、Wikipediaの記事は必ずしも出典が完全であるとは限りません。
・「この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 」と表示されることがあります。
従って、Wikipediaの記事は必ずしも校正・校閲が完全であるとは限りません。
・記事の末尾に出典や関連項目、関連書籍などが列記されていますが、
必ずしも適切なものとは限りません。
ところで、「剽窃」という言葉の検索結果がWikipediaでは出てこないということであれば、
Wikipediaは利用できません。
従って、「剽窃」という言葉に関しては、
校正・校閲がキチンと済まされて、大手出版社から刊行されている辞書・辞典から引用できる
コトバンクの情報を利用するのが合理的であるといえます。
なお、
Wikipediaで下調べをした情報について元の出典に当たって確認し、
フェイクでない情報だけを引用するという方法もあります。
そこで、今回は、以上のような検索結果を回答としてまとめます。
まとめる時には、下記のポイントに留意します。
何を検索したかを文頭に明記します。
検索結果は、箇条書きでまとめると見やすく解りやすいです。
検索結果は時間と共に変化するので、検索した日時を必ず明記します。
例)Accessed 2024/3/18
検索して得られた情報から考察した結論を記すことも忘れないようにします。
コピペする時には、下記のポイントに留意します。
1枚のスライドに収まるように、Wordのレポート内容を編集します。
プレースホルダーの位置をスライドの左右中央揃えにして、見た目をスマートに整えます。
9.WordとPowerPointを、上書き保存して、閉じます。
フォルダ「ビジネスIT演習A」には、
Wordで作成したレポート「BIT演習18131999」
PowerPointで作成したプロジェクト「BIT演習18131999」
の2種類のファイルが保存されています。
出来上がった2つのファイルをメールに添付して先生に送信し、提出して下さい。
①先生のメールアドレスは、t067110@st.daito.ac.jp です。
②メールの件名は、Wikipedia 学籍番号 氏名、として下さい。
【注意】
ファイルは必ず閉じてからメールに添付して下さい。開いた状態で添付し、送信すると、受信側では壊れていてファイルが開けない場合があります。
課題の提出で出席のカウントを取ります。
課題メールの受信が無い場合は「欠席」扱いになります。
課題が未完成の場合でも、出来たところまで提出して、「出席」のカウントを取って下さい。
教室外からの提出は、「出席」にはなりません。
欠席した場合も、次回に課題を提出して「課題点」はカウントを取って下さい。
この科目の課題は、順番に「続き物」になっています。欠席した単元も必ず作成して下さい。
【以上】