社会調査士

社会調査士は、社会調査に関連した「基本的な調査方法や分析手法の妥当性、またその問題点を指摘することができる」ことを、一般社団法人社会調査士協会が認定する資格です。近年、「データに基づく」取り組みがもてはやされるようになり、企業においても売上状況や需要予測など「データドリブン(データに基づく意思決定)」の重要性が高まっています。この他に例えば、学校や自治体においても、データを使って現在の状況を把握したり、今後の子どもの数の増減や10-20年先のまちの様子を予測したりすることで、これからの学校運営の方針やまちづくり計画を策定し決定する場面で、「データに基づく」取り組みがこれまで以上に求められています。このように様々な場所で活用される「データ」ですが、データを提示する者が意図的に活用する事例は少なくありません。そのような中で、社会で起こるありとあらゆるものごとを客観的に把握するためには、「正しくデータをみる」ことが不可欠となっています。社会調査士カリキュラムは、この「正しくデータをみる」ことを体系的に学ぶことができます。社会調査士の取得には、6科目12単位を履修する必要がありますが、社会調査の基本的な考え方を学んだ上で、アンケートを含めた量的調査やインタビューを含めた質的調査を自分自身で実施するところまでを実践的に行うカリキュラムとなっています。そのため、社会調査士資格の取得を希望する際は、A領域からG領域までの各科目を順序通りに履修することを推奨しています。

教育探究科学群の授業科目

社会調査士(教探学群).pdf

グローバル・コミュニケーション学群の授業科目

社会調査士(GC学群).pdf