ホーム > エネルギー ≪ 太陽電池 ≫ > No. E002
ツール講習実施例を掲載しました
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ペロブスカイト太陽電池は、溶液処理による成膜で作製が可能な次世代太陽電池である。錫ペロブスカイト太陽電池の最先端のノウハウを学ぶことができます。本格的な共同研究に向けた事前調査として活用いただけます。
1. ツール内容
ペロブスカイト太陽電池の作製と評価を体験するプログラム。作製した太陽電池のIV特性測定を行い、太陽電池の評価に重要な、変換効率、短絡電流密度、開放電圧、フィルファクターなどの発電特性を評価する。白色干渉顕微鏡による膜厚測定や紫外可視近分光法(UV-Vis)測定、電子収量分光(PYS)測定、ケルビンプローブを用いて、製膜したペロブスカイトフィルムの価電子帯、伝導帯およびフェルミ準位の評価を行う。
2. 前提知識
太陽電池・化学の知識があると理想ですが、異なる分野の方の場合はそれに合わせた講義内容に調整します.
3. ターゲット
ペロブスカイト太陽電池の技術者・研究者,溶液塗布装置メーカー・ペロブスカイト太陽電池への参入を検討している企業の技術者・研究者
4. 学べること
化学試薬の取り扱い、ペロブスカイト太陽電池の作製技術(スピンコーター、蒸着装置など)、太陽電池の評価技術(IV特性測定、UV-Vis、PYS、ケルビンプローブなど)
5. 実施形式
講義:2時間,
実験(内容:ペロブスカイト太陽電池の作製・評価の見学および体験):1〜2日
4. 特徴・魅力
個人では使用が困難な実験設備を用いてペロブスカイト太陽電池の開発および評価を行うことができる。ペロブスカイト太陽電池の研究者の監督の下で、太陽電池の作製・評価を体験できるプログラムの為、参加者の要望やバックグラウンドに応じて体験内容を柔軟に調整することができる。グローブボックス中での試薬の秤量やピペッティングなど、材料合成の基本的な技術の習得も可能である。
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