ホーム > 信号処理 ≪ AI・画像認識・機械学習 ≫ > No. S009
ツール講習実施例を掲載しました
ホーム > 信号処理 ≪ AI・画像認識・機械学習 ≫ > No. S009
ケーブルに頼らず空間を伝送路とする無線通信は近年、デバイスの数が爆発的に増加する傾向にあり、多くのシステム開発や研究では無線での通信を前提として行っている。
1. ツール内容
このツールはコンピューターソフトウェアとして開発を行う。図、動画、わかりやすい注釈のある公式、実際の例などを使って、無線通信の初学者がよく混乱する定義や基礎原理などを説明する。途中に設問を挟みながら勉強を進める。すべての課程が終了後でも、復習コーナーや定義解釈コーナーなどを設ける事により勉強した内容を簡単に振り返ることができる。
2. ターゲット
無線通信の初学者、短期間で無線通信の基礎知識を身につけたい方
3. 学べること
無線通信システムは有線通信を想定した通信システムとは大きく異なり、例としては無線通信チャンネルにおけるディジタル変調方式やコーディングなどの考え方は有線通信と大きく異なり、正しく理解するには無線通信路の性質から勉強しなければならない。無線通信路の性質も現実の環境に大きく影響される、距離減衰やシャドーイングなどの問題を考える必要がある。無線通信システムを正しく理解するには無線通信の基礎から勉強する必要がある一方、無線通信システムの教科書の多くはかなり難解なものであり、勉強するには時間と労力がかかる。
4. 特徴・魅力
このツールでは、無線通信の基礎知識を必要とする人のために、無線通信路の性質、変調方式、アンテナなどの基礎知識をできるだけ分かりやすく図などを用いて説明する。無線通信の深い知識はどうしても複雑な数学公式を使うので、まずは一通り浅い基礎知識から使用者に無線通信システム全体を軽く印象をつける。使用者に無線通信システムのすべてを理解するではなく、短い勉強時間で、使用後に無線通信システムの中で自分の研究や開発に必要な部分の勉強方法を効率よく見つけられるというのはこのツールの目的である。
このサイトの内容に関するお問い合わせは、
博士育成システム推進室( jisedai@office.uec.ac.jp )までご連絡ください